ほんとにライオン

きょう気がついたこと。

あれほど、耳の奥底で鳴っていた、　　　「らいおんだあ～」という声音がここしばらくそういえばぜんぜん聞こえなくなっていること。

トイレのカレンダーが、　だんみつのままでとまっていること。

そういえば、もう、如月である。　　けっこう如月も中旬。　　だれの似顔絵をかくか。　
如月といったら、　そうか。　　そうだよな。　　ほんとうは、　かきたい顔もあるし、　また、
ひっかきたい顔もあるが、

そうもいかない。　いくものか。かいちゃいかん。



だんみつの次だから、　　団しん也か、ダン池田か、　諸星ダンか、　段田男か、あるいは壇ふみにしておこうか。　どのみち、子らが「誰」と、ぼんやりするだけだな。
だんみつの次だから、　あいだみつをか、せんだみつおか、鈴木ヒロミツか、ミッツマングローブか、
みつぎ清隆にしようか。　どっちみち、子らは「誰？？」と、ぼんやりするだけだな。
みつぎきよたか。　　　　　　子らをぼんやりさせるにもほどがある。



しかし、トイレのカレンダー。

むつかしい。


上の子が、
　「調子わるいとき、おかあさんのかいただんみつのカレンダー見るとちょっとイライラする」と言った。

恥ずかしくなった。　　もう、　文房具屋に今すぐ行って安売りのカレンダーを買ってきて貼りたい。

でも、　ある日またこう言う。
「２月になっちゃったよ。　早くつくって。」



いらいらされてもなんでも、　　たぶんきっと明日ぐらいにはてづくりのこころのこもった暦をトイレの壁に画鋲でぶすっと刺して貼るんだろう。　　　

で、　たぶんきっと間違いなくいらいらされるんだな。