麻里布栄の生活と意見

小説『風景をまきとる人』の作者・麻里布栄の生活と意見、加えて短編小説。

生活と意見 (第603回)

2018-03-11 20:47:35 | Weblog
3月11日

柴田翔「贈る言葉」を読みました。昔、短編二作が入った新潮文庫を買って、「十年の後」は読めたけど、「贈る言葉」は途中で読めなくなりました。今回はキンドル版で読み始め、一度引っかかって中断したあと読み切りました。私はもともと思想的にはだいぶ上の世代に近いので(簡単にいえば実存主義的人間なので)、この設定はとてもよくわかるのですが、最後は結局、語り手は自分が軽蔑していた「世間的な男性論理」で昔の彼女を裁いているように感じられます。本当は、このあと、が描かれなければいけなかったと思います。偉そうですが。読み返すことはないと思います。

体調不良が続いています。
バカバカしい。
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