まりっぺのお気楽読書

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スウェーデン王グスタフ2世アドルフ愛妾 エバ

2018-08-28 20:18:59 | 王の寵姫・愛妾
語りつがれる愛の物語の主人公…からの、やり手ばーさま
ヤコブ・デ・ラ・ガルディエ伯夫人 エバ・ブラーエ


1596〜1674/愛妾 1613〜1632

たいへんご無沙汰しておりました。
7月末のスペシャルファンイベント&SMTOWN ライヴビューイング2Daysのあと
虚脱状態に陥って何もしたくない日が続いておりました。 あぁ…オニュ…
その後は暑さに負けて(パソコンがある部屋に冷房がないのですぅ…)
そして法事・帰郷があり、先週久々にパソコンを立ち上げたらネットが繋がらない状態に
“ キーーーーッ ” となって放置してしまいました。
おととい旦那さんが「どれどれ」と直してくれて、やっとアップにこぎつけます。
言い訳オンパレード…お許し下さい。

コメントもたくさんいただいていたのに、お返事が遅くなり申し訳ありませんでした。
この場をかりてお詫び申し上げます。

スウェーデン愛妾シリーズを続けてまいりますね。

“ 北方の獅子 ” と呼ばれたグスタフ2世アドルフには
マリア・エレオノーラ・アヴ・ブランデンブリという、強烈な王妃がおりましたが
実は結婚前から愛し合っていた女性エバ・ブラーエがおりました。

エバの父親はスウェーデンの貴族で議会員でもあったマグヌース・ブラーエです。
家柄はけっして悪くないので、母親が亡くなった後、15歳の時に
王大后クリスティーナ・アヴ・ホルステイン=ゴットルプの侍女として宮廷に入りました。
      
そして16歳の時、19歳の若き王グスタフ2世の恋人になりました。
二人がやりとりしたお手紙によると、二人の交際は真剣なものでした。

当時グスタフ2世には祖母とかおばとか、親戚中から縁談が持ち込まれていました。
しかし摂政をしていた王大后クリスティーナは、政治的に有利な縁談を考えて
持ち込まれた結婚話しを拒否していました。
一方、グスタフ2世とエバは、お互い結婚を望んでいました。

王大后とグスタフ2世とエバは、結婚について1615年まで議論していましたが
最終的にはエバが「私はいまのままでも幸せです」ってな感じで
グスタフ2世とは公式に結婚できないということを受け入れました。

ここまでだと、デンマーク王フレデリク2世の恋人アンナ・アフ・ハルデンベルグと同じように
お若い二人の身分違いによる悲恋の物語なんですけどね。

1618年、エバはヤコブ・デ・ラ・ガルディエ伯と結婚しました。
グスタフ2世は1620年にマリア・エレオノーラと結婚しました。
けれども二人の関係はグスタフ2世が亡くなる1632年まで続いていました。

それどころかグスタフ2世は、王妃マリア・エレオノーラの愛情攻撃にうんざりした時に
王妃と別れてエバと再婚しようかな? なんて考えてます。
ただ、エバとガルディエ伯は仲が良かったみたいです。

グスタフ2世亡き後は夫と平穏に暮らしていたみたいですが、夫が亡くなると
スウェーデン国内の重要な地方都市をいくつも抱える、精力的な領主になりました。
また、グスタフ2世の王女である女王クリスティーナから
フィンランドにヤコブスタードという都市を建設する許可をもらっています。

エバは多くの領地の管理だけでなく、さらに領地を増やしていきました。
特に有名なのは、1658年にスウェーデン領になって多くのデンマーク貴族が手放した
スコーネ一帯の土地がありました。

エバは宮廷でも一目置かれる存在で、女王にまで影響力がありました。
宮廷では “ Business woman ” と(影で?)呼ばれていたらしく、直訳したら実業家ですけど
「やり手だよね〜」ってな感じで語られていたんじゃないでしょうーか?(勝手な想像)

一時期、エバが魔術を使って女王を結婚させないようにしている!と唱えた人がいましたが
宮廷の貴婦人たちがこれを阻止し、相手を反逆罪に!と糾弾しました。
エバに心酔していたのか、恐れていたのかは不明… お金借りてたのかもね。

エバと旦那さんのヤコブは14人の子だくさんでしたが
この中にはグスタフ2世の子はいないということです。
この点は旦那さん一筋、と褒めてよいのかどうか…
ヤコブの死から22年後の1674年に亡くなりました。

              
        ヤコブが亡くなった当時の喪服のエバ このあたりからやり手さんに…?

(参考文献 武田龍夫氏『物語スウェーデン史』 Wikipedia英語版)

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