お尻を洗おう

しっこに食糞まで絡みついたので、
それはそれは、ばっちいし、
カバや象の小屋なみに臭い。

これは、洗うしかないね。

シロのお尻洗いはは、半日仕事だったりする。
まず、シロを洗って、乾かす。
シロをしまったら風呂場を洗う。
人間もシャワーを浴びる。
シロの使ったタオル他を洗濯する。

たいへんなのよ。

シロのお尻と後ろ足をお湯につける。固まってこびりついた、食糞をふやかして、チャポチャポする。

濡れたままお湯から出ようと乗り出すので、押さえつける。当然、これで人間はぐしょ濡れになる。

数回、お湯を代えて洗う。茶色く染まっているのはどうにもならないけど、お湯が汚れなくなったらおしまい。

ペット用の吸水クロスでぬぐう。乾くと固くなるあれです。なかなか、よく吸ってくれるのは、ありがたいね。

次は、膝にsusuマットをしいて、シロを仰向けだっこする。ドライヤーで完全に乾かすのだけど。

嫌がる。そして、ものすごく嫌がると、出ちゃうのよね。噴水のようにシッコと、糞と。

シッコで濡れたところは、やり直し。シャワーで流して。また、拭くのね。

さいど、お股から、足から、ドライヤーね。鼻息が相当、荒くなる。毛玉をほぐしながら、ひたすらドライヤーをかける。

ときどき、下向きにして。また、仰向けにして。完全に乾かす。

尿やけのはげに、ワセリンを塗って、ソアホックにもワセリン、と。

ようやく、それなりに、見られるうさぎが出来上がる。



それなりですね。

あとには、汚れタオルの山と、毛と糞が散らばった風呂場、そして、毛だらけでぐしょ濡れになった人間。

さて、次はいつかな。