えろい

こうしている間にも、インヤンダンス・ワークショップの記憶は
どんどん薄れていく(笑)。
ミクシイに、参加者が体験談を書き込んでいくコーナーがあるので
他の方の書き込みを読みながら、あーそういえばあんなことがあったな、
こんなことも・・・と思い出している。



こうして思うのは、参加者によって体験は本当に様々だということ。
そして、終わってみて　時間が経つにつれて　
深い深いところに届くものもあるということ・・・



私は強烈なエゴイストで
瞑想も、瞬間瞬間を生きることもあまり上手でないので
厚く積もった垢のようなものを　ここでも様々なワークによって
吹き飛ばすことで　出会ったモノを大事にお持ち帰りしました、
というのが一番近いかもしれない。
出会ったものとは・・・
余りにも使い古された陳腐な言葉なので、あまり使いたくないが
「真の自分」に出会ったことで、
自分であるものと、自分でないものが　よりクリアにわかってきたり
その視点から日々を送ることで、セルフワークがより深まる
ということを、帰ってきてから1週間が経った今感じている。



ワークは、呼吸やダンス（時に爆発的な、ときに瞑想的な）、それに
心理学的なものを交えながら、

身体と心、そしてもっと深いところ
一人あることと、他者とともにあること
問題の深いトコロと、すべてがOKであるトコロと
エゴと、そうでないものと
そして、男になったり、女になったり
2つの間を行ったり来たりする体験をした。
体験・・・というより、
“感じた”と表現する方が正しいかな。
“インヤン”の意味するところについて、最初のうちは
男性性・女性性かと考えていたが
命が内包する両極のものをひっくるめて　のものなのだろう。



私に関して言えば、どれもこれも深いワークだったとはいうものの
やはり、内側で飼っている生来の“暴れん坊ガブちゃん”にとっては
難しいことはおいといて、とにかくダンスよ、ダンス！！！！
待ってました～～～とばかりにしょっぱなから暴れまくっていたような気が。
自分の身体の各部分・・・頭、だったり　足だったり、肩だったり・・・に
リードされるままに動く、というワークも、もうヤッホー！！しかなかった。


そういう意味では、
多くのペア・ワークでも私は「自分、自分」ばかりで
実のところ一人だったのかもしれない、と思わないでもない。
でも、今の私はそのレベルなのだから　それも仕方のないことだ。


話を戻して・・・
動くのが好き、とか、ダンスやってるとか　偉そうにいいながら
私はどんだけ、身体に出番を与えてなかったか。。。。。
ココに私を連れてきたのは、私の頭でも心でもなく、
多分身体ちゃんだったのだと思う。
そこでは、他者との、特に男性との触れ合いのワークが待っていた。



これはとても興味深いことなのだけれど、ここ最近。
何年も、どうして？と思うくらい男性の陰がなかった私の世界が
にわかに変化しはじめた。
11月のサイキックマッサージ頃からだろうか。
男性とペアを組む確率が異常に高くなり、
卒業セッションもクライアントは男性。
24日のタントラアート・ワークショップ以降に至ってはもう怒涛のように・・・
誰かと付き合う付き合わないではなく、とにかく現実に、
観て、触れるトコロに男性達が雨後のタケノコのように
にょきにょきと現れ始めるという現象が起きている。



極めつけは、今度のワークの一部において
眼隠しをした状態で3人、ワークのパートナーを変えていったときには
私のパートナーはなんと3人ともが男性という巡り合わせだった。
このワークの時点で、男性の参加者は主催者含めて3人。
これはとんでもない確率で、またとんでもなく大きなギフトだよねーと
顔なじみの人とも話した。



昨年6月のタントラでの、無感覚はもうここにはなかった。
頭モードから離れて完全な身体モードに入っていたからだと思うけれど
エネルギーも物理的にも　彼らとのワークを・・・
感じ、それに応えることを心から楽しんでいた私は
はっきり自覚するに至った。
（注・ある意味、怪しいワークかもしれないけど、
　決して怪しいものではありません・・・って、よくわからない説明）



あたし、エロいっっっ


今年初夏頃からだろうか。がぶちゃんってエロいよね～～～と
友人知人多数から言われ続けてきたものの、
当の本人はわけがわからず、言われるたびに
「どこがですか」
と、ほとんど困り果てて問い返すことの繰り返し。
挙句の果てに、マッサージのトレーニングでクライアント役をやった折、
最近の気になる事として
「エロいって言われるんだけど、自分ではどこがエロいのかさっぱりわからなくて
悩んでいます」と訴えるという体たらく？だったのだけど・・・



この3泊4日で、収穫は他にも色々あったけれど、
何はさておき、これが最大の収穫であり、気づきだったと思っている。
この愉しみを、無くて当たり前として生きてきた私は
人生を、半分も生きていなかった。
生をなんと　生きにくいものにしてきたのだろうか、と。