マリアテレジアの独り言

日々の生活の中で見つける・・
  小さな感動をつづります。

暑中お見舞い申し上げます。 そして 『聖ヤコブ使徒 祝日』

2018-07-25 05:00:00 | 聖書。聖書勉強会。教会。日常の信仰生活。

7月25日。水曜日。猛暑。

     御訪問下さいます皆様へ

 
 
                 暑中お見舞い申し上げます。
                 猛暑の折 お体ご自愛下さい。

早朝。
ひんやりとした空気の中に、『清々しい朝顔』を見つけました。美しい。
朝顔に励まされて、速歩を早々にすませました。爽快。
日中。
今日も猛暑日となり、一日家に引きこもり、暑中見舞いを書きました。大切な友の顔が浮かぶ。嬉しい。
夕方。
書いた葉書を投函するために、幸いに自宅近くにあるポストまで外出。まだまだ暑く走り帰りました。心が充たされました。満足。


そして。

今日は7月25日。 『聖ヤコブ使徒 祝日』

   
   『ヤコブ』                     エル・グレコ作品

ゼベダイの子で、ベトサイダに生まれ、イエスの使徒の一人で、使徒ヨハネの兄弟である。
彼は、キリストが大切な奇跡を行う場所に居合わせた。
42年頃。 ヘロデ・アグリッパ1世によって捕らえられ、殺害された。殉教。

スペインのコンポステラには、聖ヤコブに捧げられた立派な教会があり、
  
  『コンポステラ』

 有名な巡礼地:『サンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼路の終着地になっている。
 
 『
サント・ドミンゴ・デ・ラ・カルサーダへ向かう道』               厳しく険しい巡礼路。
 
                            以上。 『毎日の読書』より。

  
  今日は、『聖ヤコブ』に関して、あれこれと考えてみたいものです。


まずは。

聖ヤコブの召し出し。召命。


     『イエスは、ガリラヤ湖のほとりを歩いておられたとき、
 
シモンとシモンの兄弟アンデレが湖で網を打っているのを御覧になった。彼らは漁師であった。
イエスは、わたしについて来なさい。人間をとる漁師にしよう」と言われた。2人はすぐに網を捨てて従った。

また、
少し進んで、ゼベダイの子ヤコブとその兄弟ヨハネが、船の中で網の手入れをしているのを御覧になった。
この二人も父ゼベダイを雇い人たちと一緒に船に残して、イエスの後に従った。』
 
                                 マルコ福音書 1章16-20節

 ヤコブと兄弟ヨハネ、『雷の子ら』とよばれていた。
 ヤコブ、エルサレム教会においても、一貫して中心的な立場を占めていたが、
 ユダヤ人の歓心を買おうとしたヘロデ・アグリッパ1世によって捕らえられ、殉教した。
                                    使徒言行録 12ー2

  
     イエスは、公生活・宣教活動の最初の場にガリラヤを選びました。
まず。
イエスは、その活動の始まりに、共に働く弟子4人、シモンとシモンの兄弟アンデレとヤコブと兄弟ヨハネ、を召し出したのです。

   4人は、イエスに呼ばれたとき、すぐに応えたのです。 すぐに従っていきました。
今までの仕事と生活を捨ててしまい、イエスの呼びかけを無視できないで、全くの未知の『新生活』に飛び込みました。

      
       4人の決断と行動は、すごいことですよね。
   声をかけて下さったイエスに、一瞬にして信頼が生まれたのでしょう。
    イエスは、その存在に、『神の栄光』が輝いていたのでしょうね。



今も、イエスの弟子として、イエスの仕事を続けるために、神は呼びかけておられます。
イエスの呼びかけに応えて、イエスに従う人が多く出ますように、祈ってまいりましょう!


『今日の叙唱』
『永遠の牧者であるあなたは羊の群れをお見捨てにならず、使徒を通して絶えず守り、
御子の代理者と定められたこの牧者を通し、いつもわたしたちを治められます。』

 
次に。


調べてみました。

『サンティアゴ・デ・コンポステーラ』 とは?

9世紀。『ヤコブの遺体』が、遥か遠くスペインの、現在のコンポステーラの地で、奇跡的に発見されました。
その頃。 スペインは、キリスト教が熱狂的に崇められており、『聖ヤコブ』のスペイン語:『サンティアゴ』に敬意を払い、
  聖ヤコブのコンポステーラサンティアゴ・デ・コンポステーラ』と名付け、聖ヤコブをスペインの守護聖人としました。

その後。
『サンティアゴ・デ・コンポステーラ』は、カトリック世界における代表的な巡礼地となり、三大巡礼地のひとつになった。
巡礼路の中核をなすものは、隣国フランスに発し、ピレネー山脈越える巡礼路で、世界遺産ともなりました。

 

 『巡礼』 とは?
神聖な場所,寺院などをめぐって巡拝すること。
聖地に到達することによって,人は 『俗から聖へ』、『死から生へ』 というように,
   古い身分として死に、新たな身分として再生できる。 とする宗教的感情を背景としている。

キリスト教はエルサレムへ。 イスラム教はメッカへ。 ヒンドゥー教はワーラーナシへ。
仏教では、ゴータマ・ブッダの生涯に関係の深い土地へ。 日本は西国三十三所、四国八十八ヵ所へ。
       などの、聖地への巡礼は、その種類もきわめて多い  
                                  ブリタニカ国際大百科辞典より。

聖地』 とは?
なんらかの意味で聖なるものと特別な関係を有すると考えられ、又 そこに近づくことによってなんらかの効験があるとされるような場所。
仏教では霊場、霊地などと呼ばれる。 イスラムではメッカが聖地といわれる。
『The Holy Land』の意味で『聖地』がいわれるときは,主として旧・新約聖書の主要舞台であった『パレスチナ』をさす。
                       ブリタニカ国際大百科辞典より。      

    
       『聖ヤコブ』の検証はここまで。 以上です。 お疲れさまでした。 
     
私も、今夏は『2ヶ所の巡礼・カンボジアとイスラエル』に参ります。
    『俗から聖へ』、『死から生へ』 と、新たな身分に再生を目指します。 ファイト!


皆様!
御訪問に感謝申し上げます。
猛暑で、外出は危険で、家中で何をしましょうか?  お元気で!               


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