マリアテレジアの独り言

日々の生活の中で見つける・・
  小さな感動をつづります。

自由時間・・・『スケッチ』 そして 『二つの魚と5つのパン』・・・『この方こそ、世に来られるはずの預言者だ。』

2020-02-18 19:54:39 | 聖書。聖書勉強会。教会。日常の信仰生活。

2月18日。火曜日。曇り。時々にわか雨。

今日も、時が穏やかに流れる。感謝。


       『今年最後の水仙』
  
                   暇な一時の走り描き。スケッチ。

    ”おばあちゃんは暇なときは何をしているの?”
                 メールで孫娘から問い合わせがあった。

   一時の暇もなく頑張った受験勉強を終えたばかりの孫娘。
      早速に、『試練』 に出会っている。
         
   勉強でない、『自分の時間』 の過ごし方を自分で考える。   
       もうママは教えてくれない。
    自分で決める『時間の配分』が、自分を育てる。


       遊ぶ? ゲーム? テレビ?
      これらの三つは孫の家にはない。孫の頭にも浮かばない。

         読書。 スケッチ。
    孫の二つの趣味が、当座の孫の『選択』です。
       
       いろいろの嗜好が似ている孫娘と私。
    『暇な時間』の過ごし方もそっくりのようです。

 

そして。

今日は2月18日。年間第六火曜日。

『今日の集会祈願』

        『いつくしみ深い父よ、
  あなたはわたしたちを選び、光の子として下さいました。
      わたしたちが罪の闇に迷うことなく、
   いつも真理の光のうちに歩むことができますように。』


そして。

『今日の福音 イエスの御言葉

『そのとき、
       
弟子たちはパンを持って来るのを忘れ、

    舟の中には一つのパンしか持ち合わせていなかった。

イエスはそれに気づいて言われた。

     「なぜ、パンを持っていないことで議論するのか。
       まだ、分からないのか。悟らないのか。
         心がかたくなになっているのか。
   目があっても見えないのか。耳があっても聞こえないのか。

       覚えていないのか。

    わたしが五千人に五つのパンを裂いたとき、
   集めたパンの屑でいっぱいになった籠は、幾つあったか。」

弟子たちは、  「十二です」と言った。

     七つのパンを四千人に裂いたときには、
   集めたパンの屑でいっぱいになった籠は、幾つあったか。」

         「七つです」と言うと、

    イエスは「まだ悟らないのか」 と言われた。』
           マルコ福音書 8章14-21節


先ずは。

   皆様も、 イエスの二つの『時』を覚えていますか?
   弟子たちに、”覚えていないのか!” ”悟らないのか!” 
                と、イエスは強く叱責されました。


 イエスが、『五千人に五つのパンを裂いて与えた時』
     『残ったパンは籠12個分であった時』 ヨハネ福音書 6章1-15節

 イエスが、『七つのパンを四千人に裂いて与えた時』
     『残ったパンは籠7個分であった時』 マルコ福音書 8章1-10節


では。
もう一度『福音・イエスの奇跡』を見て、復習です。


 ①『五千人の給食の奇跡』:『残ったパンは籠12個分であった奇跡』 
     『イエスが見せた沢山の奇跡の中で第四番目の奇跡』 です。


『その時、イエスはガリラヤの湖、すなわち、テベリヤの湖の向こう岸へ行かれた。

        大ぜいの人の群れがイエスにつき従っていた。
    それはイエスが病人たちになさっていたしるしを見たからである。

   イエスは山に登り、弟子たちとともにそこにすわられた。
 
 イエスは目を上げて、大ぜいの人の群れがご自分のほうに来るのを見て、
   ピリポに言われた。
   「どこからパンを買って来て、この人々に食べさせようか。」

  
  もっとも、イエスは、ピリポをためしてこう言われたのであった。

イエスは、ご自分では、しようとしていることを知っておられたからである。


ピリポはイエスに答えた。

  「めいめいが少しずつ取るにしても、二百デナリのパンでは足りません。」
弟子のひとりシモン・ペテロの兄弟アンデレがイエスに言った。
  「ここに少年が大麦のパンを五つと小さい魚を二匹持っています。
 
  しかし、こんなに大ぜいの人々では、それが何になりましょう。」

イエスは言われた。
       「人々をすわらせなさい。」
   
   その場所には草が多かった。そこで男たちはすわった。
      その数はおよそ五千人であった。

そこで、
      イエスはパンを取り、感謝をささげてから、
   
      すわっている人々に分けてやられた。
 
  また、小さい魚も同じようにして、彼らにほしいだけ分けられた。

      そして、  彼らが十分食べたとき、

弟子たちに言われた。
   「余ったパン切れを、一つもむだに捨てないように集めなさい。」
彼らは集めてみた。
   すると、人々が食べたうえ、なお余ったもの
 
     十二のかごがいっぱいになった。

人々は、イエスのなさったしるしを見て、

「まことに、この方こそ、世に来られるはずの預言者だ」と言った。』
           ヨハネ福音書 6章1-14節


   この時。
  イエスは、
弟子たちを、『ご自分を誰であるのか分かっているのか? 否か?』 テストしましたのです。
   弟子たちは、これまでのイエスの奇跡を見て、どの程度学んだのか? と。
    

弟子たちは、
 『イエスは神の独り子、メシアである』 ことを悟っていなかったのです。
  自分の判断を、イエスの中に見つけるのではなく、自分の中に見つけるのです。
    
   ピリポの反応・判断は、
”大勢の人(5千人の男と女と子供で1万5千人?)には200デナリ(200日分の生活費)のパンでも足りません!!”
   アンドレの反応・判断は、
 ”少年の持っている『5匹の魚と2つのパン』を分けても、足りっこありません!!”


  弟子たちは、
    イエスの今までの奇跡を見ても、

   イエスを『この方こそ、世に来られるはずの預言者・メシア』
                    とは悟っていなかったのです。


     大勢の群衆は、イエスの『五千人の給食の奇跡』を見ると、すぐに、
  『この方こそ、世に来られるはずの預言者・メシア』 だと悟ったのです。

  
 イエスは、弟子たちへのテストを終えて、弟子たちに言いました。命じました。

        「人々をすわらせなさい。」 
    そして 「2匹の魚と5つのパンを持ってきなさい。」 と。
   

   
皆様!思い出してください!

    『7つのイエスの奇跡の第1番目の奇跡*カナンの葡萄酒』
                      ヨハネ福音書 2章1-11節
  

      『イエスの指示』 に戸惑いながらも、
 食べ物に困った野原の弟子たちも 葡萄酒がなくなった結婚宴会の世話役も
           『イエスの指示』 に従いました。

 
イエスは、周りの人々のイエスへの反応や信仰を見て、『一言』をおっしゃるのです。

      その『時』に奇跡が起こるのです。
    
 イエスは、ご自分の『一言』で、
   1万人以上の人のお腹を満腹にさせる『パン』を作り出し、
     6つのかめの中の水を『葡萄酒』に変えて、
      『緊急事態』を『救う』のです。

    
   『神の言葉』 に 『神の力・権力』 が宿っているのです。

    『五つのパンと二匹の魚』:『自分の持つ小さなもの』を
        人が惜しげなく神に差し出すとき・・・
    神は『大きなもの』に変えて、全世界を『救う』のです。


    イエスは、ご自分の回りの群衆を満腹にした後で・・・
         弟子たちに尋ねました。
      「残ったパンはいくつの籠分あるか?」
      弟子たちは、「12籠分です」と答えます。


  五千人の男たちを満足させて後の 『12籠のパンくず』 も 
  四千人の男たちを満足させた後の 『7籠のパンくず』 
    次に 『異邦人に配るパンくず・信仰』 なのです。

     
ここで。
     弟子たちの 『仕事・宣教』 が始まるのです。
      イエスこそメシアであると悟って・・・
  『パンくず:イエスの御言葉』 を異邦人にも伝えていくのです。

今も。 私たち・キリスト者の 『仕事・宣教』 があるのです。
      イエスこそメシアであると悟って・・・
   『パンくず:イエスの御言葉』 を世界中に伝えていくのです。

    
更に。
世の終わりまで。

          キリストは、『パン・ご自分の体』を裂いて  

    
           「私はいつもあなたと共にいる」
            と、『御聖体』をくださるのです。

    
       『パン』は、イエスご自身なのです。

    イエスの弟子たちの信仰は、まだ弱いものなのです。
 イエスが『配られたパン』がイエスご自身であるとは、まだ分かりません。
     信仰が強くなるには、時間がかかるのです。

      私たちも、信仰は弱いのです。
   神が毎日の出来事を通して、又 イエスの言葉を通して、
      私たちになさることをよく見て、
    信仰が強められるように、祈りましょう!

   
  私たちも、
 『イエス、この方こそ、世に来られるはずの預言者・メシア』
                   と、悟りたいものですね。

皆様!

御訪問に感謝申し上げます。
皆様は暇なお時間は何をなさいますか?無心で楽しむ時間ですよね。 お元気で!