6月28日。木曜日。大雨。
毎木曜日は、仲間の情熱が湧き出る分かち合い、『聖書100週間』
残すところ5回で 『全聖書完読』 の日を迎える。
『一日は千年のようで、千年は一日のようです。』 ペトロの手紙Ⅱ 3章8節
長かった、聖書完読の日を迎えるまでの、『聖書通読』 の忍耐の年月。
思い出せば、千年のようでもあり、一日であったようでもあります。
終わりの日を向かえることは、喜び以外の何もない。 神に感謝!
今日の通読範囲は、『ヨハネの黙示録1章~11章』
告げられていた『主の日』は必ず来る。
『イエスの再臨の日』
イエスは語ります。
『私は、あなたの行いと労苦と忍耐を知っておる。
あなたはよく忍耐し、わたしの名のために我慢し、疲れ果てることがなかった。
しかし、あなたは初めの頃の愛から離れてしまった。
だから、悔い改めて初めのころの行いに立ち戻れ。
勝利を得る者には、神の楽園にある命の木の実を食べさせよう。』
ヨハネ黙示録 2章2ー7節
『七つの封印』 『七つのラッパ』 『七つの杯』
神の楽園に入る前の、試練の厳しさを強調します。
それでも、
教会共同体は、
さまざまな迫害にさらされながらも、
父なる神と父なる神の子羊キリストに対する信仰を表明し、信仰に忠実にとどまり、
『来たるべき新しい世界』 に目を向けるようにと、
人々に呼びかける『証人』となっているのです。
ヨハネ黙示録は続けて語ります。
『その方が次のように言われる。
「わたしはあなたの行いを知っている。
見よ、わたしはあなたの前に門を開いておいた。
『天の国への門』
誰もこれを閉めることはできない。
あなたは力が弱かったが、わたしの言葉を守り、
わたしの名を知らないとは言わなかった。
あなたは忍耐についての私の言葉を守った。
それゆえ、
地上に住む人々を試すために全世界に来ようとしている『試練の時』に、
わたしもあなたを守ろう。
わたしはすぐに来る。
あなたの栄冠を誰にも奪われないように、持っているもの(信仰)を固く守りなさい。
勝利を得る者を、わたしの神の神殿の柱にしよう。」』
ヨハネの黙示録 3章7-12節
キリストは、
ヨハネに手紙を書かせ、聖霊によって七つの教会に語りかけます。
迫害されている信徒が、教えを守る困難に遭遇しても、妥協しないようにと、励まし忠告します。
今この世に生きるキリスト者は、
教会共同体として集まり、主キリストの復活をたたえ、
死の勝利を記念するミサ聖祭において、
天のすべての天使と聖人と共に、声を合わせて『神の子羊』をほめたたえるのです。
『神の子羊』をたたえる『黙示録』 までたどり着いた 『聖書100週間・聖書通読会』の私たち。
忍耐で、残り五回、『全聖書完読・勝利の栄冠』 を勝ち取ります!
感謝!感謝!
そして。
今日は6月27日。年間第十二木曜日。
『今日の福音 イエスの御言葉』
『イエスは弟子たちに言われた。
「わたしに向かって、『主よ、主よ』と言う者が皆、天の国に入るわけではない。
わたしの天の父の御心を行う者だけが入るのである。」』
マタイ福音書 7章21-29節
信仰の土台は、『神は私たちを無条件に愛してくださる方』 との信頼です。
神への絶対なる信頼を、神様方は何よりもお喜びになります。
神様への信頼は、日々何事が起ころうとも、変わることはありません。
神への信頼と信仰を持つ者は、
三位一体の神から力を頂き、『父の御心=愛神愛隣』を行うことができるのです。
『今日のアレルヤ唱』
アレルヤ、アレルヤ。
『わたしを愛する人はわたしの言葉を守る。わたしの父はその人を愛し、私たちはその人のもとに行く。』
アレルヤ、アレルヤ。
皆様!
御訪問に感謝申し上げます。
忙しい日々ですが、『心のオアシス』を確保しながら、心豊かに過ごしましょう。 お元気で!