9月15日。 『悲しみの聖母 記念日』
『ピエタ』 十字架から降ろされた子イエスを抱く聖母マリア ミケランジェロ作品
聖母マリアは、イエスの受難の時、
十字架の下にたたずんで、母として御子イエスとその苦しみをともにしました。
『今日の福音 イエスの御言葉』
『そのとき、イエスの十字架のそばには、その母と母の姉妹、クロパの妻マリアとマグダラのマリアとが立っていた。
イエスは、母とそのそばにいる愛する弟子とを見て、母に、
「婦人よ、御覧なさい。あなたの子です」と言われた。』
ヨハネ福音書 19章25-27節
御子の苦しみを見たいつくしみ深い母は、どれほど嘆き苦しまれたことか。
続唱「スタバト・マーテル」より
聖母マリアは、イエスの母となり、
世の子を持つすべての母親の母となり、そして すべての母親の模範となりました。
母親は、自分の子の生涯=子の喜び・悲しみ・苦しみ=を共にすることになります。
出産、子育て、巣立ち・・・喜び・悲しみ・苦しみが伴います。
母親は、どんな時も、子を信じ、子の味方になり、子を見守ります。
イエスは、そんなすべての母親に、愛する弟子に言ったように、言われるのです。
『婦人よ、御覧なさい。あなたの子です。』 と 『聖母マリアが、あなたの母となって、共にいます。』 と。
聖母マリアを、信仰の模範として、世の母を慰める隣人として感じながら、
私たちも、子を持つ母として、雄々しくありたいものですね。
『悲しみの聖母 祝日』
ローマ教会暦に取り入れられたのは1814年。
『十字架賞賛 祝日』の翌日にあたる今日、教会は十字架の下にたたずむ聖母を思い起こしている。
『毎日の読書』より
皆様!
御訪問に感謝申し上げます。
子の父となり母となることは一大事ですが、揺るぎなく雄々しく、子の模範でありたいものですね。 お元気で!