ある日、シエナの聖カタリナはお祈りの中でキリストの御声を聞きます。
「カタリナよ、あなたの罪をください。」
という声でした。
気のせいだと思った聖カタリナは気にすることをしませんでした。
すると、また「カタリナよ、あなたの罪をください。」と同じ声が聞こえました。
不思議に思った聖カタリナは「どういうことでしょうか。」と聞きなおしました。しかし、また同じように「カタリナよ、あなたの罪をください。」と言われたのです。
その時聖カタリナは初めてそれが何であるのか気がつきました。今まで自分は神様に熱心に祈り、神様に自分を委ねる生活をしてきましたが、自分の心の奥底にある罪だけは別だったことに気がついたのです。
ある時は自分に賛成しない人々への憎しみを抱いた罪、ある時は人を傷つけてしまったあの一言の罪、そして他人の幸せを嫉妬し、不幸になればいいと思ってしまった罪、人の悪口を言ったり、同調している罪、考えてみると、自分の心は酷い思いでいっぱいでした。
すると聖カタリナは「神様、御赦し下さい。この酷い罪から御救いください。」とキリストに祈りました。そしてキリストは「私が十字架に引き受けたものは、その罪です。あなたの信仰があなたを救いました。」と聖女に言いました。
このキリストの御言葉はマルコによる福音書10章52節をはじめ、福音書に何回も記されたイエズス・キリストの救いを告げる御言葉です。そして主は「安心していきなさい。」また「信じるとおりになるように」と優しく励まし、送り出してくださいました。主の御言葉は真の平和と愛に生きるための大切なことを教えています。
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「カタリナよ、あなたの罪をください。」
という声でした。
気のせいだと思った聖カタリナは気にすることをしませんでした。
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その時聖カタリナは初めてそれが何であるのか気がつきました。今まで自分は神様に熱心に祈り、神様に自分を委ねる生活をしてきましたが、自分の心の奥底にある罪だけは別だったことに気がついたのです。
ある時は自分に賛成しない人々への憎しみを抱いた罪、ある時は人を傷つけてしまったあの一言の罪、そして他人の幸せを嫉妬し、不幸になればいいと思ってしまった罪、人の悪口を言ったり、同調している罪、考えてみると、自分の心は酷い思いでいっぱいでした。
すると聖カタリナは「神様、御赦し下さい。この酷い罪から御救いください。」とキリストに祈りました。そしてキリストは「私が十字架に引き受けたものは、その罪です。あなたの信仰があなたを救いました。」と聖女に言いました。
このキリストの御言葉はマルコによる福音書10章52節をはじめ、福音書に何回も記されたイエズス・キリストの救いを告げる御言葉です。そして主は「安心していきなさい。」また「信じるとおりになるように」と優しく励まし、送り出してくださいました。主の御言葉は真の平和と愛に生きるための大切なことを教えています。
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