〈ベロニカとの記憶のチラシ〉
映画を観たくなって映画館まで走った。車で40分の距離。
早く着きすぎてまだ入口のシャッターが閉まっているので、
真向かいのデパートのショーウインドを見たらこちらも開店前。
警備員らしき人が開店時間を教えてくれた。
シャッターが開いてエレベーターで映画館のフロアに上がる。
今日も歳を聞かれた。判ってて聞くのだあの娘は、嫌みだね。
シニア料金900円と駐車券にスタンプを押してもらい
今日も一番乗り、誰も居ない薄暗いホールの中は不気味だ。
自販機でジュースを買いお釣りを取ったまでは良かったが
座席に座ってからジュースを取り忘れた事に気付く。
慌てて取りに戻ったが時既に遅し「やられた」。
僅か5分間のうっかりミス。ホールでは誰も見かけなかったのに・・・不思議だ、犯人は誰だ。
映画が始まったのに観客は私を入れて3人だけ、よくやっていけるものと感心する。
映画は[ベロニカとの記憶]という英国BBC制作の堅い物。
ストーリーは難解で回想場面も繰り返しあって、
字幕を読んでいる内に俳優の顔が変わって居たりして頭が混乱した。
歳のせいで字幕を読むのは遅いし覚えはわるいしで、
役者が皆同じ顔に見えてくるのもいかん。
だけど私は外国映画が好きだからこれからも通うよ。きっと
それにしても最近の映画は長過ぎないか?!トイレに抜けにくいよ。
昔、トイレを便所と呼んだ頃は2本立で3時間位が普通だった。悪臭も酷かったね。
鼻を摘まんで用を足した事もあったっけ。
帰りに床屋に入った。今年二度目。
相変わらずの盛況で待ち時間50分、調髪は15分というのは当たり前。
長髪の人も十姉妹頭の人も15分以内で仕上げる床屋の技術はすごいと思う。料金が同じというのも良いね。
惣菜コーナーに寄って好物の小エビの唐揚げと若干の惣菜を買った。
久し振りに都会の刺激を堪能した一日だった。
本日も平穏なり
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のんびりやってますよ