実録深谷混声合唱団員~madamふかこの日々是合唱&ねこ(時にはごはん)

埼玉北西部にふんばる深谷混声合唱団のなんちゃってソプラノmadamふかこが合唱的的生活と日々の雑感をゆるっと綴ります。

「島よ」Ⅳを読み解こう!①

2017-11-30 23:18:44 | ミュージック
ふかこですが。


今日は木曜日。
あすはもう、次の練習日……って、マジっすか?
はやいなあ。はやすぎるよ、時間が過ぎてくのって。
いつからこんなに、はやくなっんだか……
このぶんじゃ、知らないうちに、
あれれれれ?????アタシ死んじゃってる❓…ってなことに
なってそうですが。


ま、それはともかく、
🎶島よ の第4曲の練習が、
明日あたりから本格的にできそうなので、
その前にちょっとしっかり楽譜を読み込んでおきますか


前も言ったと思うのですけれど、この 🎶島よ という曲は、
1つの長〜い詩を6つのパートに分けて作曲されています。
それぞれ独立した曲として演奏できますので、
10分程度の音楽祭では、全曲演奏されることはなく
何曲か抜粋して披露することになるのですが
最も耳にする機会が多いのが、この第4曲の部分です。
その前の3曲は、島の現実、というのか、
大洋にポツンと浮かんでどこにも行くことができず、
風雨にさらされるがままの現状に甘んじるほかない島の姿が語られています。

それに対して第4曲では、まったく違う太古の島の姿、
そしてその記憶を失うことなく日々を新たにする島の姿が語られます。

それでは、詞と曲をすこしずつみていきましょう。
曲は詞の内容から、間奏で4つのパートにわかれています。


第一パート、

左手のピアニシモの低音の連打で始まる前奏は、
地の底から響いてくる地鳴りのようであり、
南洋の島々に住む先住民族のまつりの太鼓のようでもあります。
装飾音を伴う右手の音が徐々に高くなり、期待を持って歌がはじまります。

🎶波の果て 陽が落ちるとき 赤々と身を染めて
島は思う 遠い昔 炎だったことを
熱く溶けた 叫びだったことを


つまり…

こんな夕暮れの一瞬、島の記憶にスイッチが入って、
実は自分は熱い炎から生まれたことを思い出すのね。

そして、メロディが変わって第2パート

🎶落日を身に浴びて 島は聞く
沸き立つ海の その底を揺るがす響き
島は聞く 忘れていた はるかな生命(いのち)
母なるマグマの一つの声を


今度は耳に残る記憶、聴覚の記憶がよみがえる。
マグマという具体な言葉が提示されて、
ああ、これは火山の噴火から出来上がった島なのだなということがわかります。


その、太古の火山活動の様子を描写する第3パートは、
さらに強烈です。

間奏は上昇するアルペジオ。吹き上げるマグマを彷彿とさせます。
スタカートは、火の粉を表しているのでしょうか。
その、炎のようなピアノに続く、男声の力強い雄叫びから、
このパートは始まります。
🎶
ああ 溢れ こみ上げ ほとばしるマグマ
焼けただれ 飛び散る溶岩
灰と煙と 煮えたぎる海
駆け登り 走り 空を引き裂き
限りなく 落ちて 落ちて 落ち続ける灼熱の雪崩


音が飛び散っているので難しく感じますが、
実はこのメロディ、ピッタリと詩に寄り添っています。
駆け上り、とあれば、メロディもかけのぼり、
走り、とあれば、メロディも細かく走る。
限りなく落ちて、からは、メロディも下降に転じ、
落ち続ける、のところでピアノの左手がどんどん低い音をひいていきます。
そして、灼熱の雪崩、からは、
ピアノもがらりとかわって、穏やかなアルペジオに転じ、
第4パートへと移行してゆくのです。
(この項つづく)




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