実録深谷混声合唱団員~madamふかこの日々是合唱&ねこ(時にはごはん)

埼玉北西部にふんばる深谷混声合唱団のなんちゃってソプラノmadamふかこが合唱的的生活と日々の雑感をゆるっと綴ります。

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Netflixドラマ「アンという名の少女」〜大人のための「リアル・アン」

2017-10-11 09:16:52 | 映画・TV
ふかこですが。

税金の申告のための中間決算中なのですが。


お供にチョイスしたのが、Netflixのオリジナルドラマ
「アンという名の少女」です。
これは、言わずと知れた少女文学の金字塔、
「赤毛のアン」を翻案したもの。

いや、翻案、というのは違うな。

原作の字間を一つ一つを現実感あるエピソードで埋め、
あの時代あの場所で、
シニアの年齢になる独身兄妹が
孤児院育ちの少女を引き取り育てるということがどういうことか、を、
原作のイメージやキャラクターを損なうことなく描き出している、
大人のための「赤毛のアン」です。


原作ではひたすら天衣無縫、
想像力豊かでお日様の匂いのするようなアンですが、
本作品では、孤児院で育つということの中身がリアルに語られます。
働ける年になれば下働きとして雇われ、
子守や家事を請け負い、
ヘマをしてご主人の機嫌を損ねれば、厳しい折檻が待っている。
「おしん」の世界ですね。
それでも、おしんには、まだ、心の拠り所になる家族や家があったけれど、
アンにはそれさえありません。
そこでアンは、辛い現実をやり過ごすために、想像の世界を持つことを覚えました。
それがたった一つ許されてきた自由であり、生きる術であったのです。
しかしそれゆえに、変わり者扱いされてきた彼女は、
孤児院では壮絶ないじめにあってきました。
虐待をうけてでも、住む家があり、安定した身分があれば御の字だったのです。
だから、このさくひんのなかでは、
卑屈ともいえる態度で、アンはマシューとマリラの元にとどまろうとするのです。


マシューとマリラの兄妹にとっても、
今更の子育ては、戸惑いの連続です。
ママ友とのお付き合いもしなくちゃならないし、
まして、この娘は、孤児院育ちゆえのトラウマを抱えています。
いつもどこか不安で自信が無く、それゆえ激しやすい。
赤毛とソバカスへのコンプレックスは、その象徴です。
ロクでもない家で下働きをしていたせいで、下世話な話にも通じ、
後ろ指をさされるような事態を招いてしまったりもする。
憤るマリラを、マシューが優しく諭す、これがまた、いいんです。
「かわいそうに。
あの子は、辛い人生をおくってきたんだよ。
まだそういう年ではないのに、男女のそういうことを見てこなくてはいけなかったんだ。」


第3回を見終わったところですが、
孤児院育ちであることで学校でいじめられたり、
勉強の遅れがなかなか取り戻せなかったり、
受け入れてもらおうとすればするほどスベってしまったり、
リアルなストーリーが展開していきます。
親友ダイアナも、何か抱えていそうな感じがします。
良い作品だと思います。
アン役の子役さんが、物語の3Dアートのようで、サイコーです。

今夜も楽しみです。



……それにしても、既存の民放の番組のつまらないこと‼️
これからはこういうネットテレビのような、有料のサービスが
主流になっていくのではないでしょうか。
有料といっても、NetflixとHuluと両方見ても月2千円程度。
ふかこは 息子からもらったApple TVという装置で見ていますが、
この手の装置が新品を買えば2万円弱。
今時のテレビなら、最初からシステムに組み込まれたタイプもあるようです。
CMの入らないのがサイコーです🤗🤗🤗



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ふかこ、音楽映画にひたる〜ボーイソプラノ&マエストロ

2017-08-04 05:25:50 | 映画・TV
ふかこですが。
ネットテレビというものを始めてしまいまして。
Huluとか、Netflixとかね。
映画でもテレビでも、コマーシャルなしに見放題。
それで、月々1000円程度。
良い世の中でございます。
老後の楽しみが増えましたよ。

そこで、音楽関係の映画を検索してみてみたのが、これ。

ボーイソプラノ〜ただひとつの歌声。

題名そのまんま、アメリカの名門少年合唱団の付属学校を舞台にした、
少年の成長物語であります。
ストーリーはありきたり。1+1=2、みたいなお話で、
不幸な生い立ちの少年が歌の才能を花開かせ、
家族との葛藤やライバルのイジメ、スパルタ教師のしごきなどを乗り越え、
色々あったけれどしあわせなる、という、
なんとも普通の展開でありますが、キャストがものすごいです。
美声の子役たちはもちろん、
脇を固めるのは、スパルタ教師役にあのダスティン・ホフマン。
そしてキャシー・ベイツ(「ミザリー」でこわ〜いおばさんをやってましたよね)
そうそう、TVドラマ「glee」で車椅子の少年役をやっていたケビン・マイケル・マクヘイルも、
優しいコーチ役でしゅつえんしてましたね。
さすがにこれだけ揃うと、達者な子役に喰われるということもありません。


そしてなにより、映画の中で演奏される少年合唱の名曲の数々が、すばらしい‼️‼️
主人公が合唱の素晴らしさに目覚めるシーンで歌われる

🎶タリスの40声のモテット をはじめとして、
🎶ピウ・イェス(フォーレのレクイエム……女声のソプラノの起用が多いけれど、この曲はやはり
ボーイソプラノが一番☝️) 等々、

合唱ファンにはこたえられないラインアップ。
そうそう、日本公演を控えての練習のシーンで歌われるのは、なーんと、

🎶hotaru koi……って、あの、日本のわらべうた、
ほ、ほ、ほーたるこいの、ほたるこい、だよっ
この編曲は小倉朗さんという方。
同声三声を輪唱のようにずらして歌うことで
水面に広がる輪のように声が響き、
夏の夜の夢のような光景を表現した名曲といえます。
確かふかこが中学生の頃、
毎日新聞が主催していた合唱コンクールの
高校の部の女声合唱の課題曲であったと記憶しています。
一時は人気のある曲でしたが、近頃はあんまり聴くことがありませんが、
美しい曲なので、もっともっと歌われてほしい曲です。
埼玉合唱連盟の歌集、「彩のうた」にものっていますよ。

埼玉合唱連盟といえば、来春創立60周年記念の行事があって、
合唱団の代表が参加するのですが、ステージもあって、
混声合唱団は「ハレルヤ・コーラス」(ヘンデル)を歌います。
この映画のフィナーレで歌われるのが、このハレルヤ・コーラスで、
ちょっと編曲が加えられていて、
主人公の少年が、映画オリジナルのソロ・パートを歌います。

実際に合唱しているのは、アメリカ少年合唱団🇺🇸、というところで、
素晴らしいハーモニーでした。


もうひとつ、これは日本映画で、
マンガを原作にした「マエストロ」。

ストーリー展開に無理があると、ネットで批判もあったようですが、
ふかこはあんまり気になりませんでした。
オーケストラの演奏が、あまりにもリアルだったので、OKでした🙆。
佐渡裕さんのご指導もあったそうで、
指揮者役の西田敏行さん、コンサートマスター役の松阪桃李さん、
フルートのmiwaさん、ティンパニの中村倫也さん他、
役者さんたちの演奏の演技が素晴らしく、
ホンモノのアーティストのようで、驚かされました。
どの方も、ほんとうに演奏しているようでした。
音はドイツのオーケストラの音を重ねたようですが、
指使いや弓の動き、身体の動きの逐一までリアルで、
彼らの楽器から音が出ているようでした。
オーケストラのおとも、
「運命」「未完成」ともに素晴らしく、
感動いたしました。
こういう映画はあまり深く考えず、
純粋に音を楽しんだ方が良いようです。


音楽を扱ったドラマは まだまだたくさんあるようなので、
おいおい楽しみたいと思います。
それでは、また。





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