いや、その音は…

僕らのゴールデンウィークは、ほぼ仕事でございましたが５日の日は僕も妻も休みが取れたんでバーベキューをやりました

　
　
　

前日の４日は僕が仕事休みだったんで、朝から肉を買いに走り（←安くて美味い直売所があるんで牛バラ１kg、牛ロース５００g、トントロ５００g、上ミノ５００g、牛タン３００g、牛ホルモン５００g、あらびきウィンナー５００g、鳥モモ２kg、手羽中５００g　購入）　その他の食材を購入し家で下ごしらえをして阪神高速は渋滞が予想されるんで４日の夜中に家を出発し、近くの友人宅へ宿泊いたしました

夜中に友人宅へ到着し、風呂入って、さー明日に備えて寝ましょと布団に入った瞬間　

「あ゛っ！！！！忘れてきたがな！！」と叫ぶ僕。

ええ…………家の冷蔵庫の野菜室に準備した数々の野菜類を忘れてきてしまってたんです（ちなみに焼酎も忘れた）

何故に………何故にワシは忘れたか………　
何故に野菜室を確認せずに来たか…………

取りに帰りたい衝動にかられるも　
「まぁ、仕方ないやん　明日また買ったら良いやん　とにかく寝ましょー」と落ち込む僕を他所に大イビキをかいて眠る妻
妻とは違い、ガッカリしまくりであまり眠れなかった僕

そして向かえた翌朝

スッキリした日差しでは無いものの、何とかバーベキューは出来そうなんで朝から再び買出しに走り準備する僕
みんなと待ち合わせの時間には何とか間に合い、無事バーベキューを始める事が出来ました

用意したのは↑肉類と、タンドリーチキン、手羽中、きのこホイル焼き、じゃがいもホイル焼き、秋刀魚、ホタテ、餃子、とうもろこし、かぼちゃ、薪玉ねぎ丸焼き、なすび、そら豆焼き、アスパラ、ニンジン、ししとう、もろきゅう、レタスとプチトマトサラダ、ピーマンチーズ焼き、焼きそば
デザートに焼きバナナ（チョコがけ）、焼きりんご、マシュマロのチョコフォンデュ
他、ビールやチューハイ、焼酎、ジュース類、お茶、コーヒー、紅茶など

ええ、僕は用意するだけして、現地ではゆーさんが中心となり炭をおこしてくれたり、焼いてくれたりと至れり尽くせり

僕は優雅に食べるは飲むはで、めっちゃめちゃ楽させて頂きました
そして、昨夜あんまり寝てないうえに（←野菜類を半分くらい忘れてきたショックで眠れなかった小心者）　朝も早く寝覚めて、バーベキューが楽しくて興奮したせいでしょうか、後半はすっかりと酔っ払いのオッサンになってた僕

はい………………実は後半あたりから記憶があんまりありません

バーベキューをしてた近所に僕の友人夫婦が住んでるんですが、「バーベキューの帰り、みんなでお茶しにおいでー」と言うてくれたんで、雨がパラつき始めた事もあり、その友人宅へみんなで移動　

ええ、移動したらしいんですが………はい……………ほんま覚えてません

気がついたら友人宅で爆睡してて、みんな帰った後でした

もう僕は酔っ払いでグダグダだったらしく、目が覚めてから延々と妻から説教をされました

この場をお借りして…

バーベキューに参加して頂いたみんな！！！
今年で３９歳になろうというのに、またもやグダグダ酔っ払ってすんませんでしたーー！！！

あきまへんな　ほんま酒に関しては学習能力ゼロの僕ですが、またバーベキュー企画しますんで遊んでくださいね！！　頼んます！！　（今回は仕事で残念ながら参加出来なかったＡちゃん！！　旦那は寂しそうにしてたでー　次回はぜひ一緒に参加してなー）


ところで


バーベキューでは、あの恐ろしい数値を叩き出した中性脂肪値の事はすっかりと忘れ、おもいっきり暴飲暴食してしまった僕ですが　それ以外は、毎朝妻と一緒にウォーキングをし（雨の日は家でエクササイズビデオ観ながら１時間のエクササイズ）カロリー計算をして食事制限をしております

見た目にどうとかじゃなくて、ほんと体の為に、しっかりと痩せて健康にならんとほんまあの数値はちょっとヤバ過ぎますしね

まぁ健康的な生活は良いんですが………ええ、良いんですが、しかし………




めっちゃ腹減ります！！！



先日なんてハッ！と気がついたら、無意識のうちにケーキ屋の前で立ち止まり、ウィンドー越しに真剣な眼差しでケーキを見つめてましたもん
ええ、ちょっと、いやかなり怪しかったに違いありません


そんな中、先日　歯医者へ行った時の事です


ずっと仕事が忙しくて疲れが溜まってたせいか、歯ぐきが少し腫れるようになってきて、出血もするようになっておりました

妻　「真ちゃん、それは歯医者さんへ行った方が良いよ」
僕　「うん……でもなぁ～…　行くの面倒やし歯医者終わる時間が早いから行けるかなぁ」
妻　「そういえば、うちの近所に最近できた○○デンタルクリニックってすごい良いって聞いたよ！　うちの会社の営業の人もけっこう通院してるみたいよ　確かそこは夜遅い時間まで診察してるって言うてたし、うちの近所やし１度行ってみたら」
僕　「う～ん……（←歯医者嫌いなんであんまり行きたくない）」

しばらくそのままにしてたものの、歯ぐきの腫れは治まらないし、妻の言う通り近所の○○デンタルクリニックへ行ってみる事にしました

最近出来たばかりと言うだけあって、歯医者とは思えないようなオシャレな雰囲気で、遅くまで診察してくれるせいか、僕が行った夜８時でも会社帰りっぽいサラリーマンで待合室はいっぱいでした。

「受付の人可愛かったら良いのにな」　という僕の期待は見事に外れ、何と受付は男性でございました　

受付　「では、順番が来ましたらお呼びしますね」
僕　　「はい」
若くて爽やかな受付の彼の声を他所に、既にテンションはだだっ下がりの僕

「まさか、歯科助手も男なんて事ないよな　まさかここ全員男なんてことないよな！！　ハァ～……　ただでさえつまらん歯医者が更につまらんがな……」
と、悪い想像が広がり勝手にどんどんテンションが下がり始めた頃に受付男子から

「では、真さーん中へどうぞー」　と爽やかに呼ばれ、足取り重く診察室の中へ入ると

歯科助手　「こんばんはー　こちらのお席におかけ下さいね」
僕　　　　「あっ！　は、はい！！」

ええ、僕の悪い予想は見事に外れ、数名いる歯科助手さんは全員女性で、みんなめっちゃカワイイ！！！

「やったー！！！当たりや！！　これは大当たりたがなーーーー！！！！！」

一気にテンションが上がった僕

しかも、歯科医の治療が終わった後

歯科医　「歯ぐきの腫れもあるんで、最後に歯のお掃除しますね」と言って、そこからは歯科助手さんが歯石取りをしてくれるんですが………


ええ、アレがあたるんですよ

ええ、ええ！！　思いっきりあたるんですよ！！！　えっ！？何がって？？　グフフ………　アレですよ！！！！

おっぱいが！！

ええ、ええ、これサービス！！？？　これわざと！！？？？　って思うくらい僕の頭や顔にあたるんです！！！！
さらに歯科助手さん、みんな可愛くて愛想も良くて、しかも結構巨乳ぞろいなんです！！
診察室も個室になってて、可愛い歯科助手さんと二人っきりで……歯医者が嫌どころか、なんだかウキウキ気分になってる僕

そういや、ここの歯医者、心なしか患者も断然男の方が多いような
みんな思うことは同じなんやね
　
ええ、もちろん僕もいっぺんにここの歯医者のファンになり
「しばらく歯のお掃除と歯ぐきの治療しますので、通ってくださいね」のお言葉に素直にご機嫌に通っておりました

そんな先日の診察の事

いつものように歯科医の治療後、歯科助手さんによる歯石取りが始まりました
この日は歯科助手さんの中でも僕の一番のお気に入りの人で僕のテンションもガンガン上がっておりました

歯科助手　「今日はお仕事帰りですか？　お疲れ様です！」
僕　　　　「いやいや　そちらこそ、まだ仕事で大変ですよね」
歯科助手　「ウフフ…　私達は交代で結構休憩もあるんで大丈夫ですよ」
僕　　　　「でも腹減りませんか？」
歯科助手　「真さんこそお腹空きませんか？」
僕　　　　「いいや　まぁ大丈夫ですよ」

食事制限もしてるし腹は１日中減りまくりで、食べ物の幻覚さえ見てしまいそうな勢いなくせに、デブの悲しい性でしょうか……　
何故かついつい「腹なんて減ってませんよ」的な発言をしてしまう僕

「はい、じゃあ、歯のお掃除始めますね」と歯科助手さんが器具を手にしたまさにその時


グゥゥゥゥゥゥーーーーーーーー


ええ、何の音？？　と一瞬耳を疑うかのようなごう音が僕の腹からなり響いてしまったではありませんか

今さっき　「腹なんて減ってませんよ」と言った発言はなんやってん！！　というような勢いの絵にかいたような見事なごう音でございます

僕　　　　「いや～　すいません！　ごっつい豪快な音が鳴りましたよね　アハハ…　お恥ずかしい」
歯科助手　「いえいえ　気にしないで下さいね　フフ…これ　しときますから全然大丈夫ですからね」
僕　　　　「（えっ！？これするって？？何？？）」

と疑問に思ったその時、歯科助手さんが手にしたリモコンからピッ！という音がした瞬間、足元にあった空気清浄機が　強　　になりました！と言わんばかりのガッーーーーーーと言う音をたて始めました

歯科助手　「さぁ、じゃあ始めましょうね　あっ！お手洗いは大丈夫ですか？」
僕　　　　「へっ？？？　あっ　あぁ、はい大丈夫……です」
歯科助手　「もし、行きたくなったらいつでもおっしゃって下さいね　はい、じゃあ、お口をア～ンしてください」
僕　　　　「ア～～ン」

お口をア～ンしながら　「なんで空気清浄機を強に？？　何でトイレ？？？」と考えておりました。


ん？？？んん？？？
もしかして　……………そう、もしかして……………お姉さん……………








さっきの音ワシが屁こいたと思ってない！！？？



気にしないでの言葉と共に空気清浄機を「強」に
トイレ行きたくないですか？の気遣い

ええ、まさに、それは絶対あのさっきの腹から鳴り響いた空腹のごう音を
僕の　屁音　と思っているに違いありません　まさに点と線が一致した瞬間でした

「ヤバイ……完全に屁こいたと思われてるな……　どないしよ　『さっきの音、あれ屁じゃないですよ　あれ腹が鳴ったんです』と爽やかに言うとくべきか　　いやいや　屁と間違えるほど腹鳴らすデブ野郎って……そっちの方がカッコ悪くないか　ここはもう屁をこいた事にしとくか　いやいや　やっぱし……」

頭の中でグルグル考えが巡っておりましたが、Ｅカップ　いや、Ｇカップはあろうかと思われる歯科助手さんの巨乳がグイグイあたる度に、そんな事は段々どうでもよくなり至福の時に身を任せていた僕

帰ってその事を妻に話すと

妻　「ふん　しかし、何よその歯医者！　診察代におっぱい料金が上乗せされてるんちゃう！！　まぁでも……　きっと真ちゃん今頃　歯科助手さんの間で　屁こき虫　とでも呼ばれてるんちゃう　クックック………　きっとそうやんわ！　やーい屁こき虫～！！！　屁こき虫のおっちゃ～ん！！」
僕　「……………屁、屁こき虫ってお前………　またなんちゅう古臭いネーミングやねん………　いまどき屁こき虫なんて若い子は絶対言わんぞ………」
妻　「やーーい！！　わーーーい！！屁こき虫―――！！！」（←僕の話なんぞ聞いてない）


ええ　『屁こき虫』と言う昭和のネーミングがよほどお気に召したのか、屁こき虫ダンスなるものまで飛び出しながら喜ぶ妻

そんな妻を遠い目で見ながら　

やっぱり「屁じゃなくて腹がなったんですよ」と言うとくべきやったかな　と思うも、でもきっとまたあのグイグイあたる攻撃を受けたら、屁こき虫でも何でも良くなるんやろな………　
あぁ……　あのグイグイあたるおっぱいを何とか僕のおでこに乗せる手段はないだろうか……　と思いを馳せる僕。

もうすぐ終わる治療に一抹の寂しさを感じながらも、色んな期待を胸に秘めつつ今度、歯医者に行く前は絶対何か食べていこう！と固く心に誓う僕でした。