平成徒然草(萩原 希仁)

毎日の喜怒哀楽をストレートに表現してゆく。

30代半ばを超えたら、読みたい本。

2012-05-08 16:54:59 | 日記
僕も、戸惑いながらも、母の介護を、

しているのだが、何時の間にか、

確かに、健康に老させ、健康に、

介護する、と言う方向に、

向かっている気がしている。

それで、今から言う本を読んだら、

何だか、胸のつかえが降りて、

気楽になった感じがした。


中村 仁さんの執筆した本で、

大往生したけりゃ

    医療にかかわるな


と言う本である。

中村さんは、医師であり、多くの患者の、

死に、立ち会ってきて、その経験から

書き出している本で、なかなか胸に響く。


確かに、僕なども、無意識の内に、

病気をしないで、健康に、老いてもらう

事を、何時の間にか、目標にしている。

しかし、この、自然の摂理に逆らう事は、

大変な困難さを伴う。

介護される本人も、要らぬ、苦労も、

多いのではないだろうか。

不自由な体で、リハビリに苦しみ、

処方される、大量の薬で、胃腸を痛めて。


中村先生は言う。

不健康になって、病気にかかりやすくなるのが、

老いると言う事だと。

余り、無理に、これを止め様とすると、

無理が出てしまうと。


老いると言う事は、大変な問題で、これから、

みんなで、取り組む課題である。

中村先生の本は、考えの幅を、広げてくれる。


《老いは、高齢化社会の、大変な問題です。

メールマガジンでも、しっかり考えてゆきます。

必ず何れは、我が身の問題になります。

先ずは、親の面倒に始まりますが。

関心のある方は、お問合せ下さい。

コメント、メッセージから。》


ペタしてね

世界の徒然。

2012-05-08 10:21:56 | 日記
フランスの大統領選挙が終わって、

現職の、サルコジ大統領が負けた。

オランド新大統領が、サルコジ氏の、

ギリシャ支援策や、緊縮財政を批判し、

逆転勝利したのだ。

ヨーロッパ連合で、指導的な立場に居た、

サルコジ氏が去って、ドイツの女性宰相、

メルケル首相は、困っているだろう。

EU全体からの人気と、国内人気では、

これだけ、ギャップがある。

21世紀の今でも、新大統領の、

最初の演説は、あの、フランス革命の、

記念の地である、バスティーユ監獄跡で、

行われるそうである。


一方、同時期に、ギリシャでも総選挙があった。

ここでは、連立与党が、過半数割れの敗北を喫した。

理由は、フランスの大統領選挙と同じ、緊縮財政への、

民衆の反発である。

国家的に、破産したからと言って、他国からは、

資金援助を貰う替りに、色々と、内政干渉も、

押し付けられている。

新しい税金制度もできて、電気代と一緒に、

徴収されたりしている。

元々、開放的なギリシャ人が、我慢出来るはずが無い。

人が好くて、美術品の様に美しい、地中海に生まれ、

美味しいワインで、長い食事を愉しみ、踊り、

唄う、ギリシャ人を、経済的な括(くく)りで、

EUへ、入れた事自体が、間違いだったのだろう。

僕自身は、ギリシャへ行った事は無いが、

父から聞いた事がある。

空港からタクシーに乗って、度肝を抜かれた。

ふと見た、運転手の横顔が、彫りの深い、

映画スターの顔だったと。

美術品の様な、美しい地に、映画スターの様な、

風貌で生まれきて、もはや、生活を、エンジョイする

以外に、目標は、無いのではないだろうか。

また、それはそれで、好いと思うのだが。


ロシアでは、プーチン氏が、大統領に返り咲いた。

これで、メドヴェーチェフ首相と、交代しながら、

二人トロイカみたいに、2024年まで、

国のトップに居座れる事になる。

大規模な反対デモも、十分に理解出来る。

ただ、しっかりと地位を固めた彼は、余裕で、

デモを見据えているそうだ。

彼は、表情は柔らかいが、旧ソ連の、

最後の秘密警察(KGB)の長官である。

彼の、統治期間が終わった時、初めて、

ロシアは、再生してゆくのだろう。


《国内で、ごちゃごちゃしている間にも、

世界は動いている。

たまには、視点を広げて、見てゆきたい。

メールマガジンでは、世界の今日も、

出来るだけ、解説してゆきます。

お問い合わせは、コメント、メッセージから。》


ペタしてね


僕はこう思っています。

2012-05-08 02:03:42 | 日記
若者は、とんがっていて、

社会や、両親や、先輩に、

不満がいっぱいの方が、

安心して見ていられる。


でも、お年寄りは違う。

老い先は短いと言うが、

その頃になって、

生活苦があって、

生き辛いなら、

これは、いたたまれ無い。


終わり好くする為に、

人は生まれて来るのでは。


社会を見ていると、

それが、逆になっていて、

臑齧りの子供が、

愉快そうにしていて、

傍若無人に歩き回り、

お年寄りは、小さくなって。


誰だって、いづれなるんだよ。


《老人は、長生きするが、

身体は効かない。

短命だった時代は終わり、

これからは、老年の生き方が、

大切になってゆく。

哲学、政治、総動員して、

立ち向かう問題だ。

僕のメールマガジンの、

最大の課題でもある。

お問い合わせは、

コメント、メッセージから。》


ペタしてね

高齢化社会

2012-05-08 01:45:31 | 日記
哀しいのは、老いる事では無い。

哀しいのは、死にゆく事でも無い。

それは、人間の宿命だから。


しかし、哀しいのは、

穏やかに、豊かにで無く、

険しい顔で、老いる事だ。


せめて、死にゆく前は、

円熟していたい。

生きる苦悩から、

解き放たれていたい。


だから、周りに老人が

沢山、居る事は、

哀しい事では無い。

素晴らしい事だ。


哀しいのは、その老人達が、

険しい顔で、生きている事。

安らぎが、遠い事だ。


僕は微力だが、

そこを、どうにかしたい。


《高齢化社会は、間違い無く、

今までと違う。

それを考えてゆきたい。

出来る手を打ちたい。

その為にも、メールマガジン、

書いています。

お申し込みは、コメントや、

メッセージから。》


ペタしてね