平成徒然草(萩原 希仁)

毎日の喜怒哀楽をストレートに表現してゆく。

悟り。

2012-05-03 23:37:43 | 日記
5年ぶりに、

都内に出る。

GWの電車は空いていて、

強い雨だったし、

50分、楽に座れた。

いつから、座れる事に、

喜ぶ様になったのか。

身体が、病に負けてゆく。

決して、

精神や肉体で無いと、

強がるが、哀しい。

30代の頃なら、

重い鞄を持って、

荷物さえ置かず、

立っていた。

久しい友と、

飲み明かす予定が、

最早、帰宅している。

気持ちだけが、急いて、

まだ、俺には、やる事が、

やる事があるんだと、

自分を叱咤する。

五月雨は、今だ強い。


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憲法記念日の反省。

2012-05-03 17:01:23 | 日記
かつて、僕が高校生の頃の、

憲法記念日は、熱かった。

仙台壱高は、バンカラの男子校で、

生徒総会で、皆が集まって、

議論を交わした。

素直で、馬鹿だった。

憲法が変われば、世の中も変わると、

心から信じていた。


だから、何時間でも、真剣に、

討論できた。

時は流れ、今では、誰も、憲法論議など、

興味すら感じ無い様である。

残念で哀しいが、僕ら大人は、

政治家ともども、大きな反省が必要だろう。

解釈の問題などと言って、憲法自体は、

何も変える事無く、色々な事を、

やり過ぎてしまった。


集団自衛権の問題も、自衛隊の海外派遣も。

これを見ていた子供達は、もはや、

憲法自体の改正は、意味が無いと、

思ってしまったのだろう。

これは、僕ら、大人の責任である。

理屈だけで、いい加減な事をすると、

こう言う、無気力で、投げやりな、

時代を呼んでしまうのだ。


この、憲法問題は、今現在なら、

さしずめ、年金問題だろう。

余りいい加減に扱っていると、子供達は、

どうでもいいやと、考えてしまう様になる。

憲法の問題と同じだ

《だからこそ、メールマガジンでは、

熱く話してゆきたいと思っている。

どうでもいいやに、ならない為に。

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不可思議な事件。

2012-05-03 12:47:23 | 日記
GWだからか、24歳の看護師の女性が、

東京に遊びに来て、刺殺されてしまった。

道徳的な事を、とやかく、言う気はサラサラ無い。

ただ、社会に対する、注意不足は、

否定出来ないのではないだろうか。


若いお嬢さんが、夜中の3時、不案内な街を、

独りで彷徨(うろつ)く。

宿は、昔の彼氏のマンション。

しかも、その男性は不在なので、合鍵を借りて、

独りで泊まるという。

勿論、現段階での報道では、何も分からない。

何かが不自然なので、真相は、いずれ、

明かされる事になるだろう。

昔から、看護師の女性の事件は多い。

大変な仕事で、気が強くなり過ぎているのだろうか。

危ない、独り歩きが多いのだ。

社会には、想像も付かない、恐ろしい人間がいる。

確かに、存在している。

充分に気を付けて欲しいと思う。


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新たな決意。

2012-05-03 10:18:36 | 日記
老人学(造語)は、自分の、

ライフワークと思っている。

最近、東大柏キャンパスに、

gentrogy:老年学と言う、

学問が始まった。

これは、嬉しい事と感じていたら、

ある、雑学知識が、頭をよぎった。

赤ちゃんは、生後6ヶ月で、

鏡という物を認識し、10ヶ月では、

TVと現実を、区別するそうだ。

また、人間の聴力は、年齢に応じ、

聴こえる範囲に、特徴がある。

この事を利用して、公園に、若者が、

屯(たむろ)しない様に、若者に

だけ、聴こえる、嫌な音を出す、

装置なんかもあるそうだ。



で、考えたら、老人学は、飽く迄も、

人現成長学(造語)の、一部である事。

これからは、メールマガジンでも、

人間について、より深く、考えてゆく。

そんな決意を固くした。


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五月雨(さみだれ)

2012-05-03 05:38:59 | 日記
花冷え、はなびえとは、よく言ったもので、

5月、桜も終わったというのに、雨が強く、

肌寒いくらいです。

扇風機を出しましたが、上手くタイマー操作しないと、

寝ている間に、風邪をひきそうです。


論語は言います。


人知らずして怨(うら)みず

:自分の存在を認められなくても、

それを、疎(うと)ましく思わず、

成すべき事に、全力を尽くす。

これこそ、大人であると。


論語は、堅いイメージがありますが、

孔子が、著者では無くて、後世の弟子達が、

こんな良い言葉があるが、誰のものだっけ、

と、思いめぐらしている、気楽な書です。


小学生で、初めて目にした時、強烈な、

イメージになった言葉がありました。


中以上の人に、高理(こうり)を説く

:余りに下世話な人間には、高潔な、

人間真理を、話しても、理解できないから、

基本を学んだ、中程度以上の人にだけ、

話をしてゆきたい。


何だか、差別主義の様で、現代なら、

ちょっと嫌われそうな言葉ですが、

子供時代の僕は、自分が、下世話な存在として、

捨て去られ無い様に、頑張るぞと、

心に決めました。


雨は嫌いですが、頭の中に、思いめぐらし、

普段使わない、神経回路を通すには、

好い日です。


論語から、好きな言葉を、あと二つ。


学べば、すなわち固ならず

:知識豊富になれば、独善、頑固では

無くなるものだ。


改むるに、はばかることなかれ


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