marcoの手帖

永遠の命への脱出と前進〔与えられた人生の宿題〕

世界のベストセラーを読む(84回目)

2016-08-08 20:08:48 | 日記
◆世界のベストセラー聖書を読む◆ 脱線ついでに
仙台の東北学院大学の川端純四郎先生の研究室を訪れたのはいまからもう35年程前にもなる。(僕はここの出ではない)                                                  
先生の部屋に入ると細長い部屋の左奥に先生が座っておられて、右の壁一面下から天上まで本棚に本だらけ。その丁度目線の当たりに、かのR.ブルトマンの写真が飾られておりました。後ろを振り向き左上を少し見上げるような良く見るあの写真です(すみません、知っている人は知っている)。そのブルトマン先生が、新約聖書を解体し始めた神学者のお一人なのでありますが、この方の本を立ち読みしたときに、いいのかなぁ、こんなに聖書を解剖してしまってと本当に思ったものだった。それでというか、この方の本は一冊も僕はもっていない。
◆カトリックでは永遠にあり得ない内容、昔なら火刑もんと僕は感じたのでした。それからプロテスタントは神学において本当に先陣を走っている。走りすぎている感じもするけれど・・・。川端先生で印象に残っていることは留学からの帰路、途中立ち寄ったアジアの貧しさのこと。それから、クリスマスの時(僕はそのころ仙台にいた)トルストイの「人は何でいきるか」のお話をされたこと。・・・賄賂で不正した知事が排出した時、先生は人通りの一番町でハンガーストライキをやられたのではなかったか、行動する学者さんであった。ところでその時部屋でお話した内容はあまり覚えなくて(当日の)そのようなお話でしたら浅見定雄先生(旧約学)の方がいいでしょうと紹介されたこと。浅見先生は、ご多忙で不在の時が多かった。
◆浅見先生と作家の遠藤周作さんがキャンパス内をあるいていたところに出くわしたことがあった。何かの講演で来られたのだろう。遠藤周作さんは背が高く、浅見先生はどちらかと言えば小柄、頭ひとつ低い。統一原理からの救出、離脱者救済に力を注がれました。ハーバード大学に留学されていた時、丁度、ケネデーの暗殺事件があったそうだ。そのとき、大変なことが起こったと学友(向こうの友に神学を学ぶ米国人)に話しまわったところ、そのようなことはあるやもしれないなと大して驚かなかったそうな・・・。当時の神学生には、既に、闇の支配者、天に於ける諸々の悪の諸霊、悪魔のしっぽが見えていたのかもしれないな。それは、当然今もいる。・・・Ω

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