marcoの手帖

永遠の命への脱出と前進〔与えられた人生の宿題〕

世界のベストセラーを読む(908回)遮光器土偶はどうしてチンアナゴのような顔をしているのか

2021-09-02 16:11:49 | 小説

◆ブランクのあった時間に何をしていたかと言えば、ずーっと古代に関する本を読んでいたのだ。日本に於いては、神武東征からそれ以前は、神代の時代などと言われ、巷での学問的な、事実であろう事柄でさえ、簡単に総括して結論を出すようなことさえ憚られた時代が、続いていたのだから。いらない知識としてばっさり棄てられていたのだから。8月、敗戦から76年経過、その時まではしっかりそういう時代だった。お笑い草なのだが事実そうなのである。この世の人の群れのまとまりのイメージは封建的なものであった。◆どうしても、地球上に生きる知的生物として、何をどう考えていたのかということは関心のあることになった理由は、そう、彼ら宇宙人が、多く飛来してコンタクトを多数持っていた時代が、あったということ。そのコンタクトは限られたシューマン、あるいは預言者と言われていた人々だったこと。そうであるならば、それらのことが何故、公に巷で学問になり難いかと言えば、言葉で残されていることがらが、その証拠が少ないからである。第一、古代は住んでいる環境に大きな変化があって、1万数年前以前は100メートルも地面が海が高かったとか、更に遡れば大陸とは地続きだったとかが、言われてくる。古代遺跡に、高い山が神聖視され、高い物見やぐらが大木で建てられたのは、その海の水から逃れるためだったかもしれない。いずれこの日本では炭素14法で世界で最も古い土器が発見されているのだから関心をもっと払うべきかと思う◆かろうじて、DNAを引き継いだ人々は、安住の地を求めて生き延びてきた人種なのであるということ。それに季節変動が、大きい。氷河期などもあったから、生き延びる為に民族の大移動も起こって、それに伴う諸々の生き物としての定住に関する変化もあった。詰まるところ、今のように宇宙を考察できるような高い視点が必要になってからでないと、我々の住んでいる地上の人類への考察はできなかったということである。◆地図などない時代、それでも彼らは、移動の基点を作ろうと探す。それが、第一に夜の星々、特に位置の動かぬ北極星であった。そして、太陽。それは、明らかに植物の成長を促していたし、季節ももたらした、その動きへの順応もあった。古代、今では星占いなどあまり見向きもしないかもしれないが、重要な学問で特権的な地位の選ばれた人々しかその兆候を読み取り、教えることが出来なかった。さらにさかのぼる古代、その人々が遮光器土偶としてかたどられた人々だったろう。あの横線のスリットの入ったゴーグルで地平線から日毎、上る星々や太陽の位置などを観察して、村の今後の成り行きを人々に告知したものものなのだろうと。一説にはこれは古来地上に来ていた👽を指しているとか、時折、誕生する不遇の子供の奇形を尊くあがめシャーマンにしたて育てられたのではないか、という説もあるけれど。・・・


世界のベストセラーを読む(907回)【プロローグ】1000回になったら第三の人生を・・・

2021-09-02 07:58:35 | 小説

◆宇宙人が去ってもう何年も経つような気がしている。今考えると性別はよくわからなかった。彼らの国では子孫を増殖するときだけ雄、雌を著し、その他の時期には、体のプラスとマイナスの波長を緩和し、緩やかな落ち着いた気分、体調にし環境も含めた全体の調和を得るための性別だけであるらしい。かなり長生きらしいのだが、生存には劣化し消耗するそのもぬけの殻になる肉体も何だったか、粉になるのだったか液体に溶かすのだったか、いずれすべてが彼らのSDG’sに無駄がないのだそうだ。

◆まったく、質問しても、直接は教えてくれないのだ。教えたいのだろうけれど、第一に分からないだろうからと。その理由を少し教えてくれた。世界が違えば、理解するという土台となる先理解していることがもともと違うでしょう、と。「人は新たに生まれなければ、神の国を見ることはできない」という言葉を、あなたは知っている筈だけれど。

◆僕は、その話は、あのキリストと言われたイエスが、イスラエルの教師ニコデモに話した新約聖書に書かれている言葉だ、と思い出した。ここでまた胡散臭い話か・・・。人は、いくら知識として過去のことを覚え、統合し、または連携し、将来のことを見通そうと思ってもそれは、地上のことで多くの人は、すべてが分かるわけではない。まして、人が生きているその根源の霊についてなど、あなたが見ている世界で、第一それは見えないのだが、起こっていることを話しても分からないだろうこと、あえて言えば一つのシステムなのだよ、と彼(彼女)は言った。

◆地上で起こっていることを話して分からなければ、天上で起こっていることを話しても分からないでしょうと。あなたの書かれたブログが1000回になったら、少しく詳しく私たちの世界が、この地上と繋がっていてこれからどうなるのかのプログラムが、少し分かるようなところへ案内しましょうと。彼が来るのは、毎晩深夜1時少し前か、2時ころだった。

◆別れ際にこう言った。多くの人のところへ訪れているのだけれどね。あなたは、人生もだいぶ後半になったから、自分がどう導かれてきたかをある程度、知り尽くしたと我々には思われたので、このことを言いにきたのだ、と。