marcoの手帖

永遠の命への脱出と前進〔与えられた人生の宿題〕

世界のベストセラーを読む(170回目)脱線その二横田めぐみさんのお母さんの記事

2016-11-06 19:23:34 | 日記
◆僕が大切にてきた新聞記事◆ ここに載せるのは2002年(平成14年)10月20日の朝日中学生ウィークリーに掲載された横田めぐめさんのお母さんの記事です。ここに掲載するので新聞記事は整理しようと思う。 

『聖書や人との出あいをもらう』- 人生変わった -
 明日何が起こるか人間にはわからないですよね。めぐみもそうですけどね。普通の女の子で、普通ににぎやかに暮らしてて、普通に学校に通ってて、そして、その学校の帰りの瞬間から人生が変えられちゃった。だから、私は、生きている間、どういうふううに生きていくのかが一番大事なことだと思うんです。
 めぐみがいなくなった翌年、めぐみのお友達のお母さんが「一緒に勉強しようよ。泣きながらでもいいから」って言ってくれて、私は宣教師のご夫婦の所に行きはじめました。めぐみの親友のお母さんも「私は神様なんか信じないけど、ついて行ってあげるさ」って来てくれてね。
 そこに来られていた方が聖書をうちに届けてくれました。そのころ私は泣いてばかりいて、どうしてこんなときに、こんな小さな字で分厚いのを読めるのと思って持ってきたんだろうと思って、腹が立ってね。ぽーんと机の上においたきりだったんですよ。それがある日、自分でも不思議なんですけど、読み出したんですよね。
「あー、すごいことが書いてあるな。こんなことまで考えなかったな」とか思いながら、のめりこむように読んでいく中で「めぐみちゃんがこれ(聖書)にめぐりあわせてくれたんだ」と思いました。それからすごく平安になりました。
 たくさんのいい方にも出会えましたし、いろんなことを教えていただいて、ものごとを大きく見られるようになりました。
 このこと(拉致問題)はこのことで大変なんですよ。かわいそうだし、いつもかわいそうだと思って祈ってますけど、同時に、素晴らしいものをめぐみは残していってくれたなって、いつも思うんです。帰ってくると信じているんです。だから、負けてないで、しっかり頑張らないとね。
  (2002年(平成14年)10月20日の朝日中学生ウィークリーに掲載)・・・Ω