なんてすばらしい朝なんだろう

なんてすばらしい朝なんだろう、こんな朝はめったにない、うれしくって、うれしくって涙がでそうなくらい、感動的なうつくしい朝景色でした。

朝散歩に出掛けようと玄関のドアを開けたら、雲ひとつない西の青空に満月がちょとだけた欠けた大きな白い月が出迎えてくれて、階段の踊り場からは丹沢の山々がはっきりみえて、これなら、あそこに行けば、富士山がみえるだろうと、すぐ近くの丘の上の公園に、走るようにして向かいました。

小高い丘の公園。ボクは、あまりのうつくしい光景に、呆然と立ち尽くしてしまいました。だって、天には、”月は東に日は西”の逆ですけど、西空にほぼ満月の白いお月さま、また東の空にお日さまが昇りはじめてきていて、地には白く輝く初霜が絨緞のようにしきつめれているのです。加えて、天と地をつないで、丹沢の山々と、富士山がくっきりと、もうこれ以上ないという、おめかしをしたあでやかな姿を見せてくれているのです。

うれしくって、うれしくって涙がでそうな、うつくしい朝景色です。だって、初霜と白い月と朝日と真白き富士の嶺と丹沢の山々、そして快晴の朝、こんな偶然がいっぺんに重なる朝なんて、おそらく、今までなかったし、もうボクが生きている間、ないでしょう（笑）。今日の朝、いつまでもおぼえておこうと思います。

朝日

白い月　青空と紅葉と

初霜

ベンチの霜玉


霜のふちどり

丹沢の山々

富士山と近くの紅葉の山　（公園でもみえますが、これは近くの神社から撮ったものです）