気ままに

大船での気ままな生活日誌

祇園祭・後祭の宵山(1)

2016-07-28 06:09:47 | Weblog

おはようございます。一日、空きましたが、”京都・大阪祭り旅”シリーズを始めたいと思います。

日本三大祭りの一つというより、日本一のお祭り、京都の祇園祭。定年後は、毎年のように出掛けている。去年は博多祇園山笠に行ったので二年振りの参加。二年前から前祭(さきまつり)と後祭に分かれて開催するようになったが、そのはじめの年に行っている。今回も後祭にした。山鉾の数が10基と少ないが、雰囲気は十分、楽しめるし、人出も比較的、少ない。それに、ホテルもとりやすいしね。でも、二回つづけたので、来年は有名鉾が並び立つ、前祭かな。

2016年7月23日 後祭の宵山

京都駅に到着。恒例の(笑)松葉のにしん蕎麦で祇園祭見物のための腹ごしらえ。家内も同様なり。

ホテルに荷物を置いて、昼の山鉾町へ繰り出す。烏丸御池からスタート。はじめの山は、烏丸通りの鈴鹿山

内装品や懸装品も拝見できる

そして、ちょっと戻って、姉小路通りを入ると、もくもくと煙が上っているのが見える。役行者山だ。いつかも、この聖護院の山伏が護摩炊きに出会ったことがあるが、お久し振りね。いきなりいい場面に出会え、幸せいっぱい。胸二杯(?)



そして、室町通りを進むと、黒主山が現れる。

桜が華やかに。

御神体人形の大伴黒主。白髪の髷を結い顔を上に向けて桜を眺める姿。巡行のときは前の桜の下に。

見事な内装品や懸装品。

そして、その先の六角通りを曲がると、淨妙山

筒井浄妙と一来法師の人形。浄妙の着用している鎧は室町時代の作で重要文化財に指定されている

前懸の桜図。

室町通りに戻り、四条通り方面へ、向かうと、鯉山

ここの胴掛、前掛、見送等の懸装品は、一枚のベルギー製のタペストリーを分断したもの。1600-1620年代のもので、トロイ戦争を題材にしたギリシャ詩人ホメロスの叙事詩「イーリアス」中の場面。5枚連作のタペストリーで、ほかの4枚も国内で見つかったという。祇園祭の山鉾は動く美術館といわれる由縁。

では、この辺りで、屏風祭をみて、一服しましょう。


(つづく)

京都と大阪祭り旅#1

では、みなさん、今日も一日もお元気で!



 

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