気ままに

大船での気ままな生活日誌

祇園精舎の鐘の声 花とお相撲さん

2008-05-29 06:40:27 | Weblog
平家物語の書き出し”祇園精舎”の文章はあまりにも有名です。”祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響あり。沙羅双樹の花の色、盛者必衰の理を顕はす。奢れる者久しからず、ただ春の世の夢の如し。猛き人も遂には滅びぬ。偏に風の前の塵に同じ”

大船フラワーセンターの花の盛りの移り変わりをみていると、いつもこの文章を思い出します。一昨日、10日振りに訪れ、あまりの変容ぶりに、たしかに”奢れる者久しからず”と思ったのでした。芍薬ちゃん、別に奢っていたわけではないですが、ついには滅びぬ、ですね。ふと、五月場所を終えたばかりの、お相撲さんたちの姿に重ねあわせてしまいました(笑)。

。。。

役目を終えた芍薬苑

今回


前回はこんなに華やかでした。景気のいいときは黙ってても人が寄ってきます(笑)。

。。。

今盛りのバラ園

3年つづけて来ていますが、今年のが一番華やかに感じました。





。。。

そして、次代を担う花菖蒲園

咲き始めです。




・・・・・
お相撲さん編

芍薬組

これまでなら”大関4人組”とばっさりやるとこでしたが(笑)、今場所、琴欧州優勝で、ひとりだけはずします。琴光喜は稽古場で無敵だそうですが、本番に弱いと、この世界では残っていけませんね。魁皇、千代大海は、豪快な相撲でフアンを楽しませ、十分役目を果たしたと思います。そろそろ幕引きも考えていることでしょう。

バラ組

優勝を狙える、今が全盛のお相撲さんがバラ組です。千秋楽ににらめっこして楽しませてくれた両横綱、青白時代はまだまだ続くでしょう。今場所、うっとりさせてくれた、琴の音はまたしばらくきけないでしょう。ただ朝青龍の力は落ちてきていますし、白鵬もあまり稽古をしなくなったらしいですから、”奢れる者久しからず”の可能性もありますね。

花菖蒲組

この組頭は、なんといっても稀勢の里です。来場所11勝、次ぎの場所に12勝して、3場所33勝をクリアして大関昇進。そして来年はバラ組に昇進、毎場所優勝にからみ、青バラ、白バラ、黄(稀)バラとバラバラ戦争になります。にらめっこも負けません。立ち会いでにらめっこ、勝負のあとでもにらめっこして、たまにはベロを出して、フアンは大喝采です。青鬼、白鬼も常総の赤鬼の前では伏し目がちになることでしょう。

稀勢の里以外の力士はどうでもいいです。ただ豊真将と豪栄道豪太郎だけには、頑張って欲しいです。稀勢には必ず負け、同じ菖蒲組の、琴欧州、安馬、琴将菊、豊ノ島を破ってもらい援護射撃をしてもらいます。



コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« むざんやな甲の下のきりぎりす | トップ | 田村隆一展 in 鎌倉文学館 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

Weblog」カテゴリの最新記事