おはようございます。ほんとに今日は寒いですね、まるで真冬。どうせなら春の雪でも降らせてもらって、”雪の中の桜”をみせていただきたいところ。大船は、まだまだ、満開風情の桜が残っているんですよ。昨夕、撮った写真をおみせします。
大船の桜 4月7日 いかがですか。この背景が雪景色だったら最高なのに。
三春の滝桜の雪景色をご覧ください。2013年4月の桜の咲き始めに雪が降り、読売新聞にも載ったとのこと。ぼくが訪ねたのは、その1週間あとだった。残念無念!
もし、東京が雪だったら、すぐ駆けつけねば(汗)。昨日、観た、上野の両大師の御車(みくるま)返しの桜。これに雪がかかれば、最高の風情になっただろうに。
4月7日 両大師の御車返しの桜
後水尾天皇が京の寺で花見を終えた帰路、花のあまりの美しさに牛車を返して再びこ覧になったことから、この名前がつけられたとのこと。
散った花びらが、まるで雪のよう。
雪ならとけてしまうが
一重、八重と咲き分けるというが、一重ばかり。八重さんはどこに。
幸田露伴旧宅の門をくぐると、ここには枝垂れ桜が。まだまだ見頃。
門の外から観ると風情がある。
幸田露伴門越しに、もう一度、御車返しの桜を振り返って観る。瓦葺の簡素な腕木門で、柱や梁、垂木など総て丸太造で、 明治期のしもた屋(仕舞屋)の風情をよくとどめている、と説明がある。露伴は寛永寺根本中堂を手がけた大工の棟梁をモデルにした”のっそり十兵衛”を書いている。
根本の石が”寝釈迦石”とは今まで気づかなかった。よくみれば、たしかに、お釈迦さまが寝ている。そのあと、トーハクで”インドの仏”展でも寝釈迦を拝見しましたよ。たしか、今日、4月8日は花祭り。さぶい日になってしまいましたね。
4月7日 上野公園の桜
桜並木はほとんど終わり。大船より3日は早い。
一部、花盛りの木がある。外国人の旅行者が群がっていた。
清水観音堂に登ると、三本の枝垂れ桜が満開だった。
秋色桜。元禄のころ、日本橋小網町の菓子問屋の娘、お秋が、ここの井戸近くの酔客を読み短冊に書いて桜の枝に結んだ。これを輪王寺宮公弁法親王が見て、句もりっぱだが、筆跡も立派だとおほめになり、この桜をお秋の俳号”秋色”に因み、秋色桜と呼ぶようになった。現在の桜は九代目といわれる。
まだまだ、上野の桜も魅せてくれます。でも、京都の八重紅枝垂れにはかなわんわ。明日、旅立つか。