桜も人間と同じで、いろいろなことに遭遇し、人に助けられて、がんばっているサクラもいるし、逆に、無念の一生を終えるサクラもいる。大船にも、そうゆうサクラくんが何人かいるので、ご紹介したと思います。
がんばっている桜くん
倒木大島桜(大船フラワーセンター所属)
オオシマくんは2008年の強風により倒れ、息も絶え絶えだった。もしかしたら、これでお払い箱にされてしまうのかと思ったが、フラワーセンターの職員のみなさんが温かい手を差し伸べた。そして、その翌年(2009)に、倒れながらも花を咲かせたのだ。それ以来、毎年、花を咲かせ、さくらんぼをつくり、今年で7年目。もう、大丈夫。倒木桜の華として、長生きしてほしい。
2009年4月(倒木後、はじめての春、花を咲かせる)
2010年3月17日(2年目も元気に蕾をもち、花を咲かせた)
その一週間前、強風で八幡さまのご神木、大銀杏が倒れた。2010年3月10日未明、当日、駆け付け、写真を撮った。
さて、もうひとり、がんばっているさくらちゃんが、フラワーセンターにいます。お腹に巨大な穴を開けてますが、毎年、とってもきれいな花を咲かせてくれます。
穴あき枝垂れのサクラちゃん
無念なサクラくん
よぜみ桜くんの悲劇
ここのよぜみが廃校となり、な、なんと、あのりっぱな桜の木まで切ってしまったのです!ここは、古地図をみると、有名な種苗会社の創業者の邸宅があったところ。きっと、庭園に植えた桜だったのだろう。こうゆう、無念の桜もいる。
サクラチル
人生いろいろ、さくらもいろいろですね。