戯言の壜詰

くだらない思いつきを書きとどめています。(腐女子要素あり注意!)

風林火山#40 「三国同盟」(そのいち)

2007-10-10 | 風林火山
最近生活のリズムが変わり、リアルタイム視聴の後は上がったテンションのまま、床についてしまいます。おかげでBS2の録画を失敗しました・・・orz
(我が家ではBS2のほうが若干キレイに録画できるのです)
月曜日は早起きしておべんと作って「カピバラ」を見にいきました。とても可愛らしかったでごいす。
昨日今日は、新しい職場から帰宅と同時にバタンキューでございます。
今回の感想も、23時ごろまで書けた分にします。


第一次川中島も終了し、晴信さんは諏訪に立ち寄りました。由布に相談事があるということ。こないだはあんなに逃げ回っていたのにね。
由布も由布で「いくさのことでござりますか?」って、諏訪攻めで落ちた桑原城の頼重パパみたいにショボイ数の家臣しかいない状況と違うのに、なんでアンタみたいな素人に相談すんだよ?

勘助は晴信が諏訪へ立ち寄るのを確認したせいか、上機嫌で自宅へ戻ります。おくまにも「太ったのではないか?」なんてニコニコ顔で軽口をたたいています。
太吉のお嬢ちゃんたちも、メイドカフェみたいに可愛らしく出迎えてくれましたが、なんと家の奥から出てきたのはリツ!!

勘助の留守中に、すっかり山本家に馴染んだようです

縁側でリツの酌に困惑する勘助。「遅いから家来に遅らせましょう。(とっとと帰っておねがい)」との言葉にも耳を貸さず、自分が勘助の奥方になるのは「さだめ」であると言い切ってしまいます。

リツに手を焼いた勘助は、鬼美濃のもとを訪ねます。リツの振る舞いを迷惑がっている様子に、「うちの娘のどこに不満があるんじゃボケ」と、お父さんはキレてしまいました。
さらに、「何を好きこのんでおぬしのような老いぼれに」とまで言われ、勘助はちょっとショック!!
どうやら、リツの【ラブラブアタック】は晴信に命令されていたようです。

もしかして、勘助は「お屋形さまは某に飽きられたのか?」なんて不安にならなかったのでしょうか?だって勘助は「人生五十年」の時代に、すでに五十過ぎているし、武田家に仕官してから十年経ってるくらいでしょ?
もっと早くに、誰かが妻女の世話を焼くべきでしたよね
それとも
晴信の「お気に入り」に縁談を持ち掛ける、チャレンジャーを求めるほうが無理な話かもしれません。

その頃の晴信は、由布に勘助の縁談について相談をしていました。由布は「よき娘御にござりまするか?」と、かなり心配していますが、貴女に心配されるレベルの女人は、滅多にいないと思います。

それとも、専用M男を持っていかれることがイヤなんでしょうか?

真田さん家で仲良し三人組の飲み会が開催されました。話題は勘助の縁談です。忍芽さんはねがってもない話だと、勘助の背中を押しています。ヒゲ部新入部員の真田さまも、そろそろ跡継ぎのことを考えたほうがよいと言いましたが、居候の相木殿(しかも真田とヒゲ部同時期入部)

ずいぶん遅い「そろそろ」じゃのう

なんていうものだから、勘助はますます意固地になってしまうではありませんか

おまけに

男としても役に立たぬか?

オモシロ・・・いや、ぶっちゃけすぎます
勘助は否定していますが、そんな現役バリバリだったら、かえってお嫁さんが欲しいということはないのでしょうか?
それとも、どなたか別の方に対して「役立てて」いるのでしょうかねぇ?

だけど勘助は、独り身ではなくなったらお勤めに差し支えるとか言い訳しています。

そこまで晴信に、身も心も捧げているんかい?と呆れたワタクシと同じことを真田さまも思ったのか、話題がいくさに切り替わると、勘助は待ってました!とばかり、模造紙(のようなもの)を取り出します。座っている後ろに置いていたのでしょうが、よく酒の席でぐしゃくしゃにならなかったですね。

というか、広げたとたんお屋形さまの前に場面変わってますし…

ふたりっきりで第一次川中島・反省会を行う晴信と勘助でしたが、晴信はセクハラオヤジみたいな顔で、他にに話があるのではないか?と聞きます。
勘助がタジタジしながら切り出すのも、いやらしくすっとぼけて聞いています。まことによい夫婦漫才を見せていただきました。
亀治郎さん、実にいい仕事なさっていますね

婚儀のことは無用と申し出る勘助に、お屋形さまがどのようなリアクションを取るか希望していたのですが、タイミング良いというか悪いというか、駒井が春日弾正より、長尾景虎の上洛についての報告に来ます

話によると、景虎の上洛は天下に号令をかけるのが目的ではなく、あくまでも叙任の御礼であり、道筋の諸国にもその旨を知らせた上での上洛ということでした。
晴信にはただそれだけの理由で、越後を留守にする景虎の気持ちが理解できないようです。
勘助は助かったー!!と思ったのかわかりませんが、得意げに「景虎とはそのような男でございます」と言います。まあ、婚儀を断りたいという自分の希望は言うだけ言ったので、あとは晴信から反論される前に、話題を「今川・北条との盟約について」に切り替えました

急がれませい!景虎が上洛に浮かれている間に

晴信の関心をそちらに向けたい下心があったのか、勘助の必死すぎる顔芸は面白かったです。

京では景虎が天子様に拝謁を許されました。赤い着物がシャアのようだと思ったりしていません。このときはさすがに、マトモな髪型ですね。
光源氏をリアルに想像したら、こんな感じになるかもね。(平安当時イケメンの引き目鉤鼻で想像しないこと)
杯を受けるときは、手を袖に入れたままなのね。持ちにくくないかしら?それとも、公家でないものは、御所にあるものに素手で触ってはならないとかいうキマリでもあるのかしら?

ところで、「後奈良天皇」が何度聞いても「おならてんのう」に聞こえるワタクシは難聴でしょうか?不敬罪な耳でどうもすみません中の人は晴信の中の人のお父さまということですが、よく似てらっしゃると思いました。

天皇に綸旨を与えられた景虎でしたが、「平景虎」って呼ばれていましたね。そういえば晴信も「源晴信」ってどっかのシーンで呼ばれたかサインしたかしていたような気がします。(三条夫人と婚礼するあたりかな?)
この場面での景虎の衣装を見て、「北条時宗」を思い出してしまいました。勝負服カラーである黒を身につけたおかげかどうかわかりませんが、めでたく越後の支配権および、武田と北条、シメちゃっていいよの許可をいただきました。

一方晴信は、信濃の城から重臣たちを呼び集めて軍議を開きますが、勘助の席次がすごく下がってない?
最近上下移動が激しいような気がします。
まぁカメラに写す都合とか【大人の事情】があるのかもしれませんが
ここでは秋山信友がチラ見せしていましたが、何かのフラグなんでしょうか?
元服して嫁をもらった太郎改め義信も、軍議デビューです。昔、晴信がとうとう景虎の軍議に参加できずに、板垣が小山田@ミスター・イヤミマンから、チクチク攻撃されていたころを懐かしく思います。

現在の今川は、尾張の織田に攻められ三河へ出陣中という余裕のない状況で、そこにつけこんで北条が駿河へ出陣しようとしています。
勘助のプランは、武田が今川の援軍として出陣し、今川と北条の和睦を結ばせるということでした。

黒いなぁ

前半に若い娘とその父親、同僚たち、そして上司にからかわれ、涙目になっていた人とおなじ人だと思うと、なに調子こいてんだコイツって気がしないでもありません。