東京は今日は雨で結構寒いですね
みなさんのところはいかがでしょう?
うちのお店のお客様も今週は風邪…でしょうかインフルエンザ…でしょうか…結構体調を崩してらっしゃる方が多かったですので、みなさんもどうかお体に気をつけてお過ごしください…です
先日の福島原発再臨界(個人の勝手な判断ですが、そうとしか考えられません状態)で東京の放射線量も上昇気味ですので、皆さんマスクは常備してお出かけくださいね
PCで使ってるファンを分解して整備しよう!
…っていうコトで今回は自作PCが大好きな方の中でもすっごいニッチなジャンルになります「ファンの分解・整備」をテーマに書いてみたいと思います♪♪
PCで使ってるファンですが、皆さんのPCにはどれくらい付いてる…でしょうか?
CPUが空冷の場合、間違いなくCPUクーラーに1つ、ケースに入れてらっしゃる方はさらにケースファンが最低でも1つは付いてる…と思います
空冷の場合にはCPUファンが止まるだけでCPUがダメになってしまったり、ケースファンはそこまで直接的なダメージはありませんが、エアフローが確保できずにPCが不安定になっちゃったりしてパーツの寿命を短くしたりしますorz
これらファンは実は消耗品で、1年に一度のオーバーホールの時に全交換しちゃうのが一番安全な方法…って言われてますが、HDDではありませんが何かの災害に遭った時に物流が止まっちゃったり、価格が高騰しちゃったり…した時には手元にあるモノを流用するコトになりますorz
そんな時に不安定要素を抱えたままファンを回し続けるのはちょっと心配すぎます…ので、今日はそんなファンを分解・整備して蘇らす方法をご紹介してみたいなぁ…って思いました
ファンを分解・整備するとこんなメリットがあります
ファンを自分で分解・整備できるようになるとこんなメリットがあって
1.低コスト
ファンをPCのオーバーホール時に全交換してるとそれだけ高コストになって、ファン1つで平均1,200円…って考えてみると、CPUファンとケースファンがそれぞれ1つずつなら毎回2,400円、CPUファンが1つケースファンが2つなら3,600円がかかってしまいますが、ファンを整備して使っていくことで毎回全交換しなくてもPCのオーバーホール3回くらいでファンを全交換…くらいの頻度で済ませるコトができます。
2.騒音軽減
今回はラジコンのシャフトとかに使うための特殊グリスを使っていきますので、特に使い古してるスリーブベアリング式ファンだと軸の変な金属音が少なくなりますよ♪
3.グリス切れ防止で長寿命化
今回バラしますスリーブベアリング式のファンの場合、特にシャフト付近のグリス切れがファンのブレや騒音の元になったりしますが、グリスを挿して小まめにメンテナンスするコトでシャフト付近にかかる負荷も相当軽減されますので、結果的に長寿命化に繋がったりします
コレは買ってからすぐに行うとより効果的ですね♪♪
逆にファンを分解・整備して生まれるデメリット
逆にファンを分解・整備するコトで生まれるデメリットもあって、
1.失敗すると他パーツを巻き込む惨事に…
例えば上から吹き付けるタイプのCPUクーラーに組み込む場合とかがそうですが、キャップのシーリングが失敗するコトでグリスが付近へ漏れる可能性がありますorz
2.保証が一切なくなります
ショップが設けてる各種ファンの保証期間や、ファンメーカーが保証してる期間…って言うのが一切なくなりますので、壊れても付近へグリスが撒き散らされても誰にも文句が言えませんorz
…っていう感じになります
ファンが分解できるタイプかどうかを見てみよう!
ファンの分解・整備に欠かせない要素として、ファンが簡単に分解できるタイプかどうか…っていうのがあって、それの一番簡単な見分け方が「スペックの張ってあるシールを剥がした時にキャップがあるかどうか」…って言うのがあります♪
今回説明のために使いましたScythe社の「KAZE-JUNI」…っていうファンはこのキャップがすっごい簡単に取り外せるようになってて、特殊な工具がなくても簡単に分解したり整備したりができるようになってます…が、モデルによってはこのキャップがなくて、分解のためにキャップ部分をドリルで粉砕しないといけないものまでありますので、シールをめくったときにこのキャップがない場合には素直に新品と交換して古いモノは捨てるようにしてください…です
スリーブベアリング式ファンの構造
それでは今回分解・整備していきますScythe社の「KAZE-JUNI」から、スリーブベアリング式ファンの構造を見てみたいと思います
す…スミマセンうちにありますのがScythe社のファンだけになっちゃってたのでこんな図になってますが、もしかしたら他の会社のはパーツが多かったり少なかったりするかもしれません…ですorz
※この記事に載ってる画像も全部クリックで原寸大に拡大できます

大体こんな感じになってて、Scythe社のスリーブベアリング式のファンはどの大きさのもこの構造になってました。
…でもスリムタイプだけはキャップが簡易接着でとめられてて、バラすのも組み立てるのも結構大変でしたorz
ファンをバラして整備していきます
…っていうコトでここから実際にファンをバラして整備していきますね
↓まずはKAZE-JUNIの周りについてる埃を軽く落とします。

このファンはCPUファンに使ってたモノで、1900rpm…っていう高速回転で24時間フルで回し続けてて、約1年間経ちました
埃を落とすと新品みたいに見えるこのファンですが、中はどれくらい消耗してるでしょうか…??
↓今回整備用に用意したのがコレです

左から、
カッターナイフ(100円)
デザインナイフ(100円)
TRI-FLOW社製「Synthetic Grease」(1,500円)
Carom社製「Micro Bearing」(1,200円)
…って言う構図になってて、TRI-FLOWのSynthetic Greaseは工具店で、Micro Bearingは良く釣具とか買ってる上州屋秋葉原店さんの上にある「スーパーラジコン」さんで購入しました
いっつも釣具買うたびにラジコンショップなんて全然縁がない…って思ってましたが、金属シャフトに樹脂製パーツを使うPC用のファンには色々良いモノが沢山あったりしてて、意外な所で繋がるんだなぁ…って思ってて…アレから3年くらい…でしょうか…グリスが全然無くなる気配がありませんので全然行ってない…ですねorzorz
↓左のSynthetic Greaseは金属用で、樹脂パーツが入ったら右のMicro Bearingを使います。

Synthetic Greaseは粘り気が強くて長期間の潤滑にはすっごい良いのですが、樹脂パーツがあるとその樹脂を侵食していってしまいますので小まめにメンテナンスする方には良いかも…ですね
↓まずはスペックの書かれたシールを剥がします。

↓このシールは本当にただのシールですので、結構簡単に剥がれます(笑)

↓赤いのがキャップで、ココでグリスの流出を防いでます。

↓高回転モデルの場合は1年も回すとグリスが相当飛び出してます

↓デザインナイフの先でちょっと起こすとすぐにキャップが外れます。


↓キャップを外すと、上の図の通りにまずはC-リングが見えます。

C-リングは一見真円に見えますが、切れてる部分が必ずありますのでそこにデザインナイフの先を入れて、気持ちテンションをかけ気味に持ち上げてあげると簡単に取れます。
↓取りあえずC-リングが取れました

↓次にこの状態でファンを裏返します。

利き手でフィンの軸部分を、もう片方の手でファンの外枠部分を持って軸部分を垂直に引き抜きます。
↓そうすると分解が出来ます

↓もう一度外側部分を裏返して、シャフト穴に残ってるパーツを丁寧に取ります。

↓KAZE-JUNIの場合には、取り出すのは金属ワッシャーとO-リングです。

↓コイル部分はこんな感じになってます

フィンに埃が付いてる場合には間違いなくこちらのコイル周りにも埃がついてますので、ココはエアーダスターとかで軽く掃除をします。
↓こちらが回転部分になります

↓軸にこすった様な跡が無いかを確認して清掃してください。

ファンは長期間使ってるとグリス切れを起こすことが結構あったりしてて、そういう時には必ず軸がブレたりしてどこかにスレたような跡が付いてます。
↓一通り清掃が終わりました

ココからまたさっきの手順を巻き戻すみたいにして組み立てていきます
↓まずはシャフト穴を上にします。

↓そこにMicro Bearingグリスを少し盛ります。

↓その上からO-リングを乗せて、下にねじ込んでいきます。

0-リングはグリスに埋まって見えなくなるまで押し込んでください
↓さらにその上から金属ワッシャーを乗せます。

このワッシャーも上のO-リングと同じように、グリスに埋まって見えなくなるまで押し込んでください。
↓次にプロペラ部分をシャフトが上になるようにして置きます。

↓グリスのキャップを開けたら、その口に軸ごと差し込んで引き抜きます。


こんな感じで軸の上にちょっとグリスが盛られてる状態にします。
↓そのまま中心を合わせながらカバーを乗せます。

↓O-リング、金属ワッシャーに軸が通ったら、さらにその上からグリスを盛ります。

↓最後にC-リングが「パチンッ」ってセットされるまで押し込みます。

↓さらにダメ押しで上からグリスを盛ります。

↓そしてキャップをつけます。

↓漏れてるグリスを無水エタノールや電子パーツクリーナーでふき取ります。

最後にこの上からシーリング用のテープとかでキッチリと留めれば完成です
ファンがバラせると自作はもっと楽しくなる(?)
…っていうコトでいつもの全然まとまってないまとめ…ですが(...orz)、自作PCはパーツ選びが好きに出来る点以外にも、うまくそれを運用していくコトにも一つ楽しみがあったりしますので、こうして既存パーツを交換してただけの退屈なファン交換…っていうモノが、整備するコトでまた延命できる面白さ…みたいなのが生まれたような気がします♪♪
実際にグリス選びとセッティングがきちんとしてると、スリーブベアリング式は軸付近から出る不快な金属音が全然なくなってファンの風切り音だけになりますので、そういった音が変わる面白さは整備してる人だけが体感できるモノだったりしますね
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PC内のCPU・ケースファンを分解して整備しよう!
軸音を徹底的に無音化させよう!…を目的にScythe社製「隼140」とThermalright社製「TY-143」を分解して再調整してみました♪

みなさんのところはいかがでしょう?
うちのお店のお客様も今週は風邪…でしょうかインフルエンザ…でしょうか…結構体調を崩してらっしゃる方が多かったですので、みなさんもどうかお体に気をつけてお過ごしください…です

先日の福島原発再臨界(個人の勝手な判断ですが、そうとしか考えられません状態)で東京の放射線量も上昇気味ですので、皆さんマスクは常備してお出かけくださいね


…っていうコトで今回は自作PCが大好きな方の中でもすっごいニッチなジャンルになります「ファンの分解・整備」をテーマに書いてみたいと思います♪♪
PCで使ってるファンですが、皆さんのPCにはどれくらい付いてる…でしょうか?
CPUが空冷の場合、間違いなくCPUクーラーに1つ、ケースに入れてらっしゃる方はさらにケースファンが最低でも1つは付いてる…と思います

空冷の場合にはCPUファンが止まるだけでCPUがダメになってしまったり、ケースファンはそこまで直接的なダメージはありませんが、エアフローが確保できずにPCが不安定になっちゃったりしてパーツの寿命を短くしたりしますorz
これらファンは実は消耗品で、1年に一度のオーバーホールの時に全交換しちゃうのが一番安全な方法…って言われてますが、HDDではありませんが何かの災害に遭った時に物流が止まっちゃったり、価格が高騰しちゃったり…した時には手元にあるモノを流用するコトになりますorz
そんな時に不安定要素を抱えたままファンを回し続けるのはちょっと心配すぎます…ので、今日はそんなファンを分解・整備して蘇らす方法をご紹介してみたいなぁ…って思いました


ファンを自分で分解・整備できるようになるとこんなメリットがあって
1.低コスト
ファンをPCのオーバーホール時に全交換してるとそれだけ高コストになって、ファン1つで平均1,200円…って考えてみると、CPUファンとケースファンがそれぞれ1つずつなら毎回2,400円、CPUファンが1つケースファンが2つなら3,600円がかかってしまいますが、ファンを整備して使っていくことで毎回全交換しなくてもPCのオーバーホール3回くらいでファンを全交換…くらいの頻度で済ませるコトができます。
2.騒音軽減
今回はラジコンのシャフトとかに使うための特殊グリスを使っていきますので、特に使い古してるスリーブベアリング式ファンだと軸の変な金属音が少なくなりますよ♪
3.グリス切れ防止で長寿命化
今回バラしますスリーブベアリング式のファンの場合、特にシャフト付近のグリス切れがファンのブレや騒音の元になったりしますが、グリスを挿して小まめにメンテナンスするコトでシャフト付近にかかる負荷も相当軽減されますので、結果的に長寿命化に繋がったりします

コレは買ってからすぐに行うとより効果的ですね♪♪

逆にファンを分解・整備するコトで生まれるデメリットもあって、
1.失敗すると他パーツを巻き込む惨事に…
例えば上から吹き付けるタイプのCPUクーラーに組み込む場合とかがそうですが、キャップのシーリングが失敗するコトでグリスが付近へ漏れる可能性がありますorz
2.保証が一切なくなります
ショップが設けてる各種ファンの保証期間や、ファンメーカーが保証してる期間…って言うのが一切なくなりますので、壊れても付近へグリスが撒き散らされても誰にも文句が言えませんorz
…っていう感じになります


ファンの分解・整備に欠かせない要素として、ファンが簡単に分解できるタイプかどうか…っていうのがあって、それの一番簡単な見分け方が「スペックの張ってあるシールを剥がした時にキャップがあるかどうか」…って言うのがあります♪
今回説明のために使いましたScythe社の「KAZE-JUNI」…っていうファンはこのキャップがすっごい簡単に取り外せるようになってて、特殊な工具がなくても簡単に分解したり整備したりができるようになってます…が、モデルによってはこのキャップがなくて、分解のためにキャップ部分をドリルで粉砕しないといけないものまでありますので、シールをめくったときにこのキャップがない場合には素直に新品と交換して古いモノは捨てるようにしてください…です


それでは今回分解・整備していきますScythe社の「KAZE-JUNI」から、スリーブベアリング式ファンの構造を見てみたいと思います

す…スミマセンうちにありますのがScythe社のファンだけになっちゃってたのでこんな図になってますが、もしかしたら他の会社のはパーツが多かったり少なかったりするかもしれません…ですorz
※この記事に載ってる画像も全部クリックで原寸大に拡大できます


大体こんな感じになってて、Scythe社のスリーブベアリング式のファンはどの大きさのもこの構造になってました。
…でもスリムタイプだけはキャップが簡易接着でとめられてて、バラすのも組み立てるのも結構大変でしたorz

…っていうコトでここから実際にファンをバラして整備していきますね

↓まずはKAZE-JUNIの周りについてる埃を軽く落とします。

このファンはCPUファンに使ってたモノで、1900rpm…っていう高速回転で24時間フルで回し続けてて、約1年間経ちました

埃を落とすと新品みたいに見えるこのファンですが、中はどれくらい消耗してるでしょうか…??
↓今回整備用に用意したのがコレです


左から、
カッターナイフ(100円)
デザインナイフ(100円)
TRI-FLOW社製「Synthetic Grease」(1,500円)
Carom社製「Micro Bearing」(1,200円)
…って言う構図になってて、TRI-FLOWのSynthetic Greaseは工具店で、Micro Bearingは良く釣具とか買ってる上州屋秋葉原店さんの上にある「スーパーラジコン」さんで購入しました

いっつも釣具買うたびにラジコンショップなんて全然縁がない…って思ってましたが、金属シャフトに樹脂製パーツを使うPC用のファンには色々良いモノが沢山あったりしてて、意外な所で繋がるんだなぁ…って思ってて…アレから3年くらい…でしょうか…グリスが全然無くなる気配がありませんので全然行ってない…ですねorzorz
↓左のSynthetic Greaseは金属用で、樹脂パーツが入ったら右のMicro Bearingを使います。

Synthetic Greaseは粘り気が強くて長期間の潤滑にはすっごい良いのですが、樹脂パーツがあるとその樹脂を侵食していってしまいますので小まめにメンテナンスする方には良いかも…ですね

↓まずはスペックの書かれたシールを剥がします。

↓このシールは本当にただのシールですので、結構簡単に剥がれます(笑)

↓赤いのがキャップで、ココでグリスの流出を防いでます。

↓高回転モデルの場合は1年も回すとグリスが相当飛び出してます


↓デザインナイフの先でちょっと起こすとすぐにキャップが外れます。


↓キャップを外すと、上の図の通りにまずはC-リングが見えます。

C-リングは一見真円に見えますが、切れてる部分が必ずありますのでそこにデザインナイフの先を入れて、気持ちテンションをかけ気味に持ち上げてあげると簡単に取れます。
↓取りあえずC-リングが取れました


↓次にこの状態でファンを裏返します。

利き手でフィンの軸部分を、もう片方の手でファンの外枠部分を持って軸部分を垂直に引き抜きます。
↓そうすると分解が出来ます


↓もう一度外側部分を裏返して、シャフト穴に残ってるパーツを丁寧に取ります。

↓KAZE-JUNIの場合には、取り出すのは金属ワッシャーとO-リングです。

↓コイル部分はこんな感じになってます


フィンに埃が付いてる場合には間違いなくこちらのコイル周りにも埃がついてますので、ココはエアーダスターとかで軽く掃除をします。
↓こちらが回転部分になります


↓軸にこすった様な跡が無いかを確認して清掃してください。

ファンは長期間使ってるとグリス切れを起こすことが結構あったりしてて、そういう時には必ず軸がブレたりしてどこかにスレたような跡が付いてます。
↓一通り清掃が終わりました


ココからまたさっきの手順を巻き戻すみたいにして組み立てていきます

↓まずはシャフト穴を上にします。

↓そこにMicro Bearingグリスを少し盛ります。

↓その上からO-リングを乗せて、下にねじ込んでいきます。

0-リングはグリスに埋まって見えなくなるまで押し込んでください

↓さらにその上から金属ワッシャーを乗せます。

このワッシャーも上のO-リングと同じように、グリスに埋まって見えなくなるまで押し込んでください。
↓次にプロペラ部分をシャフトが上になるようにして置きます。

↓グリスのキャップを開けたら、その口に軸ごと差し込んで引き抜きます。


こんな感じで軸の上にちょっとグリスが盛られてる状態にします。
↓そのまま中心を合わせながらカバーを乗せます。

↓O-リング、金属ワッシャーに軸が通ったら、さらにその上からグリスを盛ります。

↓最後にC-リングが「パチンッ」ってセットされるまで押し込みます。

↓さらにダメ押しで上からグリスを盛ります。

↓そしてキャップをつけます。

↓漏れてるグリスを無水エタノールや電子パーツクリーナーでふき取ります。

最後にこの上からシーリング用のテープとかでキッチリと留めれば完成です


…っていうコトでいつもの全然まとまってないまとめ…ですが(...orz)、自作PCはパーツ選びが好きに出来る点以外にも、うまくそれを運用していくコトにも一つ楽しみがあったりしますので、こうして既存パーツを交換してただけの退屈なファン交換…っていうモノが、整備するコトでまた延命できる面白さ…みたいなのが生まれたような気がします♪♪
実際にグリス選びとセッティングがきちんとしてると、スリーブベアリング式は軸付近から出る不快な金属音が全然なくなってファンの風切り音だけになりますので、そういった音が変わる面白さは整備してる人だけが体感できるモノだったりしますね



軸音を徹底的に無音化させよう!…を目的にScythe社製「隼140」とThermalright社製「TY-143」を分解して再調整してみました♪
これは楽しいし病みつきになりますね
8個もファンが付いているのに
音が静かになりビックリ
電源のファンは分解が面倒だったけど
中に詰まって気になっていた埃も完全に取れてスッキリ
夜中PC音が気にならないし
やって良かった
ファンの芯の部分にプラスチック用のシリコングリスを差すと嘘のように静かになりまたしばらく使えそうです
ありがとうございました
1週間経った辺りでシリコングリスが乾燥してギイギイと音が出るようになりました
今度は二硫化モリブデングリスで様子を見てみます
何かまずいんでしょうか?
樹脂のCリングとかが割れたりとかあったのでしょうか?
ゴム、プラに使えると書いてありますが
定期的に除去しないとゴムがふにゃふにゃになったりするんですか?
■tri-flow site
http://www.triflowlubricants.com/product/synthetic-grease
Our grease is compatible with most rubbers and plastic and stands up to extreme temperatures (-10° - +400° F)
当方のケース内ファンは、動作確認をも兼ねておりまして、いつもパソコンケース開けっ放しなので、動作時は、ファンの青色LEDが確認できる状態にあります。
がっ、最近、おそらくファンの回転抵抗が増加したようで、電源投入時に回転しなくなりましたが、手でファンを回すと、その後ずっと回る現象でした。
で、ファン回転部分の油切れが原因だろう・・・。と思い分解しようとおもったのですが、何せ構造が!ファンの表も裏もシールがはってあって、
自分としては、どっちのシールの中にベアリングがあるんだ?と思っていましたが、
どうやら、このブログの情報で、パソコン側と・・・。で、シールをはがすと、ありました!ベアリング!
いろいろと助かりました。
とりあえず、当方のケース内ファン18cmの画像をアップします。
http://binge3.web.fc2.com/buns/21.html
↑とりあえず、CRCで復活!
それでは。
BINGE/binge2.web.fc2.com
グリスはほんのちょっと、ゴマ粒の半分くらいで良いと思いますよ
オイルを含浸して潤滑するタイプなので例えば、
AZのCKM-002とか使った方がいいです。