記憶探偵〜益田啓一郎のブログ(旧博多湾つれづれ紀行)

古写真古地図から街の歴史逸話を発掘する日々。ブラタモリ案内人等、地域の魅力発掘!まち巡りを綴ります。

博多祇園山笠、クライマックスへ向けて動き始める!

2009年07月10日 01時38分37秒 | 博多部
 大好きな、というか我が心のバイブルともいうべきウルフルズが活動休止
を発表した。辛い時、苦しい時、悩んだ時、どれだけ彼らの音楽に、トータ
ス松本の書く詞に勇気づけられ、癒されたかわからない。メンバーが3人に
なった時も休止しなかった活動だが、昨今のトータスのソロ曲が心に染みて
いただけにショックも大きい。

 このところトータスのソロ曲「明星」が頭から離れない。PVも大好きだが、
詞が素晴らしい。シンプルなのに、私の世代には納得させられる説得力があ
る。ソウルフルなボーカルに、どこかで聴いたことのある懐かしい旋律。そ
してどこまでも前向きな詞。デビュー曲「やぶれかぶれ」以来のファンとし
ては「お疲れさん」と言って、復活する日を楽しみに待ちたい。

 昨春、福岡さんパレスの20周年ライブも良かった。出血大サービスで、私
の聴きたかった曲はみんな聴かせてもらえた。我が家の家宝のひとつが、彼
らのPV集である。初期の伊藤銀次が関わった「借金大王」や「すっとばす」
大瀧詠一の名作カバー「大阪ストラット」などのPVは、今観ても新鮮である。
大阪へ行く際のBGMはもちろん、いつもウルフルズだった。

 パクリ(今はリスペクトというらしい)を堂々と、しかも万人を納得させ
る素晴らしい詞を加えて、ウルフルズのオリジナルに仕上げるセンスに、い
つも満足だった。彼らのようなバンドは、これからも出てこない気がする。
「かわいいひと」やNHK「サラリーマンNEO」の主題歌「ええねん」は彼ら
の真骨頂!その延長にあるのがトータスの最新ソロ「明星」か。

 博多では祇園山笠が動き出したというのに、心の中はウルフルズである。
博多カレンダー委員会の委員らしく、お汐井取りに向かう、櫛田神社へ戻る
各流れを記録撮影するも、心はどこかウルフルズのことを考えていた。とい
うか彼らの曲が頭の中をずっとぐるぐる廻っていた。

 夕刻、気分が高ぶって仕事にならないので(笑)、予定していなかったが
全流お汐井取りを石堂橋と櫛田神社で撮影した。石堂橋では、恵比寿流れを
ビデオ撮影している立石さん(額縁屋さん)に会う。同じ場所で、土居流れ
の先頭を走る森さん(今年の土居流・総務)を撮影。私に気づいた森さん、
静かに人に知れないようにピースサインを返してくれた。

 櫛田神社へ戻り、博多カレンダー委員の腕章を改めて受け取り、筥崎宮の
お汐井浜から戻ってくる一番山・東流を待つ。その間に、15日の「追い山」
で私が撮影する場所の確認をし、奉納舞台を観ながら到着を待った。筥崎浜
へ撮影に向かっていたカレンダー委員の主任カメラマン・八田さんも神社へ
到着。あくまで彼女のサブを務める心持ちで撮影に入った。

 神社で待つ間、社務所にも顔をだし、今年は追善山(山笠の功労者・お父
様が亡くなり山に出られない)の伊藤さんらと会話。明日10日は追善山の日
なので、中洲流れの流れかきを撮影に行くことにする。伊藤さんのお父さん
の追善山用の肖像写真にと、先月依頼されて写真の補修・拡大プリントをし
ている。14時30分に南区で仕事の打ち合わせなので、時間的には余裕がない
のは気がかり。

 全ての行事が終わってから、綱場町の焼き鳥「もと幸」に顔を出した。大
将や常連客と楽しく飲んでいると、なおらいを終えた綱場町の男衆も店に入
ってきて賑やかな夜となった。気がつくと午前様、急いで帰宅しブログを書
いている。ついつい冷酒を数杯飲み、いい感じに文章も適当である。

今日の写真は、筥崎宮のお汐井浜から櫛田神社へ戻ってきた西流の男衆。
縁起物・石村萬盛堂の祇園饅頭の横を通り本殿へ向かう。

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