記憶探偵〜益田啓一郎のブログ(旧博多湾つれづれ紀行)

古写真古地図から街の歴史逸話を発掘する日々。ブラタモリ案内人等、地域の魅力発掘!まち巡りを綴ります。

「電力の鬼」松永安左エ門と松永四天王の記憶を求めて

2015年07月04日 21時50分37秒 | 福博まちの記憶

7月2日(木)は朝から新幹線で名古屋へ。名鉄グランドホテルのラウンジで中部電力OBでのAさん・Tさんと初めてお会いし、様々なご教授をいただきました。お二人は産業遺産や電力界の偉人伝などを執筆をされている業界きっての資料情報網をお持ちです。

電力王といえば、今秋名古屋放送局が制作し総合テレビで全国放送される吉田鋼太郎さん主演のNHKドラマ「鬼と呼ばれた男~松永安左ェ門」です。松永が電力業界で地盤を固めたのは福岡時代、彼のもとで四天王と呼ばれ九州鉄道(現・西鉄天神大牟田線)などを立ち上げた際の歴代社長である海東要造や進藤甲兵らの情報は少なく、以前から意識的に情報や資料の掘り起こしを続けています。

東京の電力中央研究所にも確認しましたが、彼らの資料はまったく無いとの事。(社)日本電気協会中部支部のホームページ等で公開されている「中部エネルギーを築いた人々」で取り上げられているのを見つけて、今回の執筆者お二人をご紹介いただきました。

夕刻には東京・新宿へ移動到着、夕食後の思い出横丁からホテルへの帰路に、5月に引退した西武観光「ライオンズ・エキスプレス」号と同じ塗色の車両に遭遇。翌日の西武ライオンズ球団行きを前に少しラッキーな気分になりました!

聞くと西武観光ではこの塗色車両を空港連絡パスや高速バスに投入しているそうですが、この日見たのは新潟行きでした。

西武空港連絡パスのページ(参照)

NHKドラマ「鬼と呼ばれた男~松永安左ェ門」にも福岡時代のシーンも入れたいとの話があり、壱岐の松永記念館からのご紹介で福岡時代の松永らの痕跡について4月に資料対応をしましたが、結果的に60分単発ドラマ内でそこまで表現するのは困難という事で福岡シーンは最終的に省かれた様子。映画やドラマではよくある展開なのでそれも仕方なしですが、それでも松永を取り上げるドラマという事で放送が楽しみ!


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