ユニーク古典現代訳(大阪弁万葉集改題)

日本の古典を訳します。そのままストンと腑に落ちる訳。なんだ、こうだったのかと分かる訳。これなら分かる納得訳。どうぞどうぞ

日めくり万葉集<8月>(その1)

2009年11月17日 | 日めくり万葉集
■平成21年11月17日■
NHKテレビ「日めくり万葉集」で取り上げられた 万葉歌を 「大阪弁」で訳します
――――――――――――――――――――――――――――――――
★移り行く 季節麗し 移れへん ものも麗し 素晴らし自然
立山たちやまに 降りける雪を 常夏とこなつに 見れどもかず 神からならし
《立山に 積もった雪を 夏じゅうに 見てて飽けへん 山 神さんや》
                         ―大伴家持―〔巻十七・四〇〇一〕 

★いつの世も 男強引 女待つ その気させんの どっちなんかな
上野かみつけの 安蘇あそのま麻群そむら かきむだき れどかぬを あどかがせむ
《飛びついて  お前を抱いて 寝たけども まだまだ足らん ワシどないしょう》
                         ―東歌・上野国歌―〔巻十四・三四〇四〕 

★真面目顔 してるくせして 家持は 人を茶化して 喜んどおる
石麻呂いはまろに 我物申す 夏痩せに 良しというものぞむなぎ取り
おせたろか 石麻呂いわまろさんよ 夏痩せに 鰻ええ言う 食うたらどうや》
                         ―大伴家持―〔巻十六・三八五三〕 


最新の画像もっと見る

コメントを投稿