■御酒を醸すは 少名御神
乱終え建内宿祢 太子連れて
喪船禊ぎに 高志角賀
鎮座大神 太子夢に
「我れと太子との 名を替えよ」
「命畏みて お受け為す」
「然らば朝に 浜参れ
名替えの礼物を 賜らん」
出で来し朝の 浜見れば
浦埋め尽す 海豚群
「我れに賜り なりし魚や」
御食の魚を 賜わるに
大神称え 贈る名を
御食津大神 名付けたり
今に気比大神 伝え云う
角賀戻るに 神功皇后
rt>こうごうの
祓い祝いと 待つ酒宴
酒杯を勧めて 謡う歌
この御酒は
朕が醸した 御酒ならず
醸されたるは 常世にて
岩姿とお立ちの 少名御神
誉めて寿ぎ 舞い踊り
祝い寿ぎ 樽廻り
醸み下されし 御酒なるぞ
さあ呑み干せや さあさ さあ
この御酒は 我が御酒ならず
酒の司 常世に坐す
石立たす 少名御神の
神寿ぎ 寿ぎ狂おし
豊寿ぎ 寿ぎ廻し
献り来し御酒ぞ
満さず飲せ ささ
―古事記歌謡(四十)―
幼な御子故 建内
宿祢代りて 謡う歌
この御酒醸す 人さぞや
叩く太鼓を 臼に乗せ
歌歌いつつ 醸しなし
舞舞ながら 醸すにて
斯くもこの御酒 この御酒は
何と楽しや さあさ さあ
この御酒を 醸みけん人は
その鼓 臼に立てて
歌いつつ 醸みけれかも
舞いつつ 醸みけれかも
この御酒の 御酒の
無性に うた楽し ささ
―古事記歌謡(四十一)―
乱終え建内宿祢 太子連れて
喪船禊ぎに 高志角賀
鎮座大神 太子夢に
「我れと太子との 名を替えよ」
「命畏みて お受け為す」
「然らば朝に 浜参れ
名替えの礼物を 賜らん」
出で来し朝の 浜見れば
浦埋め尽す 海豚群
「我れに賜り なりし魚や」
御食の魚を 賜わるに
大神称え 贈る名を
御食津大神 名付けたり
今に気比大神 伝え云う
角賀戻るに 神功皇后
rt>こうごうの
祓い祝いと 待つ酒宴
酒杯を勧めて 謡う歌
この御酒は
朕が醸した 御酒ならず
醸されたるは 常世にて
岩姿とお立ちの 少名御神
誉めて寿ぎ 舞い踊り
祝い寿ぎ 樽廻り
醸み下されし 御酒なるぞ
さあ呑み干せや さあさ さあ
この御酒は 我が御酒ならず
酒の司 常世に坐す
石立たす 少名御神の
神寿ぎ 寿ぎ狂おし
豊寿ぎ 寿ぎ廻し
献り来し御酒ぞ
満さず飲せ ささ
―古事記歌謡(四十)―
幼な御子故 建内
宿祢代りて 謡う歌
この御酒醸す 人さぞや
叩く太鼓を 臼に乗せ
歌歌いつつ 醸しなし
舞舞ながら 醸すにて
斯くもこの御酒 この御酒は
何と楽しや さあさ さあ
この御酒を 醸みけん人は
その鼓 臼に立てて
歌いつつ 醸みけれかも
舞いつつ 醸みけれかも
この御酒の 御酒の
無性に うた楽し ささ
―古事記歌謡(四十一)―
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