■平成21年11月27日■
NHKテレビ「日めくり万葉集」で取り上げられた 万葉歌を 「大阪弁」で訳します
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★空を見て ロマンの思い 浸るんは 今も昔も 一緒なんやな
天の海に 雲の波立ち 月の舟 星の林に 漕ぎ隠る見ゆ
《天 海や 雲は波やで 月船や 星林やで 漕いでん見える》
―柿本人麻呂歌集―〔巻七・一〇六八〕
★お座成りな 言葉残して 人麻呂は 戻らず鴨の 山辺で罷かる
な思ひと 君は言へども 逢はむ時 いつと知りてか 我が恋ひずあらむ
《安心し また逢えるやん 言うたけど 逢われんかったら どないするねん》
―依羅娘子―〔巻二・一四〇〕
★越中の 宴主の はからいの 蘰頭に 善がる家持
油火の 光りに見ゆる 吾が蘰 さ百合の花の 笑まはしきかも
《灯明りに くっきり映える わが蘰 微笑みかける 百合花蘰》
―大伴家持―〔巻十八・四〇八六〕
NHKテレビ「日めくり万葉集」で取り上げられた 万葉歌を 「大阪弁」で訳します
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★空を見て ロマンの思い 浸るんは 今も昔も 一緒なんやな
天の海に 雲の波立ち 月の舟 星の林に 漕ぎ隠る見ゆ
《天 海や 雲は波やで 月船や 星林やで 漕いでん見える》
―柿本人麻呂歌集―〔巻七・一〇六八〕
★お座成りな 言葉残して 人麻呂は 戻らず鴨の 山辺で罷かる
な思ひと 君は言へども 逢はむ時 いつと知りてか 我が恋ひずあらむ
《安心し また逢えるやん 言うたけど 逢われんかったら どないするねん》
―依羅娘子―〔巻二・一四〇〕
★越中の 宴主の はからいの 蘰頭に 善がる家持
油火の 光りに見ゆる 吾が蘰 さ百合の花の 笑まはしきかも
《灯明りに くっきり映える わが蘰 微笑みかける 百合花蘰》
―大伴家持―〔巻十八・四〇八六〕