■平成21年11月26日■
万葉集に詠われた歌を 歴史の流れに沿って 採り上げ 「大阪弁」で訳します
いわく 「大阪弁万葉集」
―――――――――――――――――――――――――――――――――
★都居り 瞑目すれば 潮騒が 聞こえる伊勢の 行幸風景
鳴呼見乃浦に 船乗りすらむ 孃嬬らが 珠裳の裾に 潮満つらむか
《あみの浦 船遊びする あの児らの 裾を濡らすか 潮満ちてきて》
―柿本人麻呂―〔巻一・四〇〕
釧著く 手節の崎に 今日もかも 大宮人の 玉藻刈るらむ
《喜々として 手節の崎で きれえな藻 採ってるやろか 今日もあの児ら》
―柿本人麻呂―〔巻一・四一〕
潮騒に 伊良虞の島辺 漕ぐ船に 妹乗るらむか 荒き島廻を
《波荒い 伊良湖の島の 島めぐり 喜んでるか あの児も乗って》
―柿本人麻呂―〔巻一・四二〕
【鳴呼見乃浦に】へ
万葉集に詠われた歌を 歴史の流れに沿って 採り上げ 「大阪弁」で訳します
いわく 「大阪弁万葉集」
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★都居り 瞑目すれば 潮騒が 聞こえる伊勢の 行幸風景
鳴呼見乃浦に 船乗りすらむ 孃嬬らが 珠裳の裾に 潮満つらむか
《あみの浦 船遊びする あの児らの 裾を濡らすか 潮満ちてきて》
―柿本人麻呂―〔巻一・四〇〕
釧著く 手節の崎に 今日もかも 大宮人の 玉藻刈るらむ
《喜々として 手節の崎で きれえな藻 採ってるやろか 今日もあの児ら》
―柿本人麻呂―〔巻一・四一〕
潮騒に 伊良虞の島辺 漕ぐ船に 妹乗るらむか 荒き島廻を
《波荒い 伊良湖の島の 島めぐり 喜んでるか あの児も乗って》
―柿本人麻呂―〔巻一・四二〕
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