NHK教育TVで「日めくり万葉集」第2弾が始まりました。
平日の午前中ということで 勤めの方は 見る機会に恵まれません。
また 見落とされた方も 居られるやも知れません。
そこで ここで取り上げて 訳し・「みじかものがたり」を 掲載したく思います。
ご覧下さい。
【五月九日】放映分
★若の浦に 袖さへ濡れて 忘れ貝 拾へど妹は 忘らえなくに
《若浦で 袖まで濡らし 忘れ貝 拾ろたがあの児 忘れられんが》
―作者未詳―(巻十二・三一七五)
【万葉歌みじかものがたり】《磯越す波に》
磯を歩けば 波裾濡らす
焦がれ癒そと 忘れの貝を
拾ろおした袖 波また濡らす
恋し涙が 頬まで濡らす
我妹子に 触るとはなしに 荒磯廻に 我が衣手は 濡れにけるかも
《妻触れん まま過ごし来た わしの袖 荒磯巡りで 濡れて仕舞たで》
―作者未詳―(巻十二・三一六三)
若の浦に 袖さへ濡れて 忘れ貝 拾へど妹は 忘らえなくに
《若浦で 袖まで濡らし 忘れ貝 拾ろたがあの児 忘れられんが》
―作者未詳―(巻十二・三一七五)
若の浦に 袖さへ濡れて 忘れ貝 拾へど妹は 忘れかねつも
《若浦で 袖まで濡らし 忘れ貝 拾ろたがあの児 忘れ出来んで》
―作者未詳―(巻十二・三一七五 或る本)
室の浦の 瀬戸の崎なる 鳴島の 磯越す波に 濡れにけるかも
《室の浦 瀬戸崎にある 鳴島の 涙やろうか 波に濡れたで》
―作者未詳―(巻十二・三一六四)
あしひきの 山は百重に 隠すとも 妹は忘れじ 直に逢ふまでに
《山々が 幾重重なり 隠しても お前忘れん 直逢うまでは》
―作者未詳―(巻十二・三一八九)
み雪降る 越の大山 行き過ぎて いづれの日にか 我が里を見む
《雪の降る 越の大山 越え行って 何時になったら 故郷見られんや》
―作者未詳―(巻十二・三一五三)
――――――――――――――――――――
【新しい試みです】
「歌心関西訳」の作成過程をご覧ください。
これなら あなたも 訳せますよ。
<訳してみよう万葉集>へ
【万葉歌みじか物語】はこちら
<万葉歌みじかものがたり>へ
■リンク先
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【五月九日】放映分
★若の浦に 袖さへ濡れて 忘れ貝 拾へど妹は 忘らえなくに
《若浦で 袖まで濡らし 忘れ貝 拾ろたがあの児 忘れられんが》
―作者未詳―(巻十二・三一七五)
【万葉歌みじかものがたり】《磯越す波に》
磯を歩けば 波裾濡らす
焦がれ癒そと 忘れの貝を
拾ろおした袖 波また濡らす
恋し涙が 頬まで濡らす
我妹子に 触るとはなしに 荒磯廻に 我が衣手は 濡れにけるかも
《妻触れん まま過ごし来た わしの袖 荒磯巡りで 濡れて仕舞たで》
―作者未詳―(巻十二・三一六三)
若の浦に 袖さへ濡れて 忘れ貝 拾へど妹は 忘らえなくに
《若浦で 袖まで濡らし 忘れ貝 拾ろたがあの児 忘れられんが》
―作者未詳―(巻十二・三一七五)
若の浦に 袖さへ濡れて 忘れ貝 拾へど妹は 忘れかねつも
《若浦で 袖まで濡らし 忘れ貝 拾ろたがあの児 忘れ出来んで》
―作者未詳―(巻十二・三一七五 或る本)
室の浦の 瀬戸の崎なる 鳴島の 磯越す波に 濡れにけるかも
《室の浦 瀬戸崎にある 鳴島の 涙やろうか 波に濡れたで》
―作者未詳―(巻十二・三一六四)
あしひきの 山は百重に 隠すとも 妹は忘れじ 直に逢ふまでに
《山々が 幾重重なり 隠しても お前忘れん 直逢うまでは》
―作者未詳―(巻十二・三一八九)
み雪降る 越の大山 行き過ぎて いづれの日にか 我が里を見む
《雪の降る 越の大山 越え行って 何時になったら 故郷見られんや》
―作者未詳―(巻十二・三一五三)
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