雨間開而 國見毛将為乎 故郷之 花橘者 散家武可聞
雨間明(ままあ)けて 国見もせむを 故郷の 花橘は 散りにけむかも
「晴間が見えたので、国見をすれば(思い出す)。古里(に咲く)、タチバナの花は、(もう)散ってしまったのだろうか」
●国見:天皇や地方の長(おさ)が高所に登り、国の地勢、景色や人民の生活状態を望み見ること
雨間明(ままあ)けて 国見もせむを 故郷の 花橘は 散りにけむかも
「晴間が見えたので、国見をすれば(思い出す)。古里(に咲く)、タチバナの花は、(もう)散ってしまったのだろうか」
●国見:天皇や地方の長(おさ)が高所に登り、国の地勢、景色や人民の生活状態を望み見ること