私には、まだ記憶に新しい、大阪地検や大阪府警などの証拠調書の捏造、証拠品の紛失、
誤認逮捕などの不祥事があり、市民の生命と財産を守る組織の信頼を失墜してしまった実に
なさけない出来事がありました。
年明け早々の7日、今度は少し性格の違う事件になりますが、横浜地検の川崎支部において
凶悪犯人に弁護士が接見中、検察事務官や警察官が立ち会っていたにも拘わらず、犯人の逃
走を許してしまうことになりました。
それから2日間以上、4000人もの捜査員と数百台の車両、更に船やへりを動員して捜査され
るも今だ行方不明と言う状況です。
一部、取調室の構造上の不備などとも言われていますが、それなれば余計に注意を払って対応
すべきで、結果的には立会人の緊張感の欠如と僅かの油断が膨大な労力の浪費と多額の税金
の無駄遣いになったうえ正義の味方と思っていた検察の信頼を失墜させることになりました。
いずれ近い将来、身柄の確保はされると思いますが、一刻も早い解決を望むと同時にこの事態
に立ち至った責任の所在を明確にし、再発防止に勤めて欲しいものです。
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