昔から「人の噂も七十五日」といいますが、世はスピード時代です、七十五日は持ちません。
高額な旅行費用の支出に端を発した舛添東京都知事の公私混同問題を取り上げ、大きく紙面
を割いた新聞を始め、放送では、長時間を費やした報道番組やワイドショーが連日、連夜に渡り
賑やかでした。
それが一転、知事の辞職発表と同時に、何らの疑惑解明もないまま、まるで全てが終わったと
思えるが如く、殆んど目にすることがなくなりました。
正に「人の噂も１週間」といえそうです。
この状況、今に始まったことでもなく、過去、同様な結末は数限りあり、むしろ、それが普通のこ
とになってしまっているのかと思うと、高潔な日本民族も地に落ちたものと思わざるえません。
私は、この都知事問題に直接的な関わりはありませんが、この件、生涯忘れることのないように
やや老化していますが、不揮発性メモリーに書き込みました。