先日行われた義兄の告別式は、昔ながらの親類縁者や近隣の皆さんの手作りのお別れの式
でしたが、日頃は年賀状で消息を確かめ合うくらいで疎遠にしている親族縁者に死者の最後の
計らいで一堂に会してアイボールミーティングに花が咲く場でもありました。
また、よちよち歩きの赤ちゃんだった子が大学生になっていたり、元気に家業に勢をだしていた
人が杖を頼りに歩む姿になっていたり、と時の移り変わりを改めて認識させられる場でもありまし
た。
いずれは避けては通れない道とはいえ、一人の人を失った家族の皆さんの寂しさはいかばかり
かと拝察しています。
死者が仏になるという四十九日迄のご家族の皆さんには力落としのなきように祈っています。