作品名 ： 足を組む
作者名 ： 大須賀 力
我が家の近くにＡ社が経営する時間貸し駐車場があります。
料金は「２０分１００円」で「１日最大８００円」という設定になっています。
時々は満車状態になっている時がありますが大抵の場合は「空」の状態が多いようです。
その駐車場から１００メートルほど離れた場所に、明日（１５日）からＢ社の経営する駐車場が
新たにオープンすることになっています。
その駐車場の料金設定は「１時間２００円」で「１日最大５００円」というＡ社に比べ格安料金
となっており、利用者にとっては歓迎すべきことと思いますが、こんな所にもデフレの波が押し
寄せていることを感じざるを得ません。
取りあえずは、Ａ社の今後の対応がどうなるのか興味がありますが、これを一例としてそんな
価格競争のその先に見え隠れするデフレスパイラルが心配です。