万福寺 大三島のつれづれ

瀬戸内・大三島 万福寺の日記です。
大三島の自然の移ろいと日々の島での生活を綴ります。

愛媛県仏教婦人会研修大会

2013年03月08日 | Weblog
                           


 昨日愛媛県西条市の総合文化会館を会場に仏婦研修大会が開催されました。万福寺仏婦からは引率の若院、坊守を含めて39名

が参加いたしました。

 途中、海が展望できる東予休暇村に寄り昼食をとって会場へ向かいました。


                   
                   東予休暇村で昼食

 研修大会の総合テーマは「そっとつながる ホッがつたわる ーー結ぶ絆から広がるご縁へーー」

 ご講師は茨城県稲敷市の医療法人精光会みやざきホスピタルの副院長宮崎幸枝先生が「人生の解決」ーーお浄土があってよかっ

たねーーをご講題としてお話くださったそうです。宮崎先生にはこのご講題と同じ著書「お浄土があってよかったね」が出版され

ていて、今日直面している終末医療の大切な課題に重要な指針となっています。

 以下、本大会の事務局によって製作されたレジュメの講師紹介文を転載しておきます。(この文章は宮崎先生が記されたものと

思えます)

 多くの患者や病院職員と接する中で、人々が人生の答え、生死の解決を聞く環境が全くないまま、人生が終わってしまうという現実を目の当たりにし、仏法の聞こえる環境を整えようと考えた。そのため平成5(’93)年から、院内に浄土真宗の布教使を招き、毎月1回ビハーラの会を開始し、患者、職員と共にご法話を聴聞し、座談会も開いている。
 また、毎年1回(5月)、仏教文化を基盤とした一般公開講演会「こころの講演会」を院内で開催。
 さらに平成15年(’03)年12月からは毎月1回、勤務時間外の夜に布教使を招き、患者、職員、近隣の住民も自由参加できる「歎異抄を聞く会」を始め、現在は「御文章」の講義を聴聞している。
 夜の会は仕事中でビハーラの会に参加できない職員や、聴聞の機会に恵まれない地域での近隣の人々がゆっくり2時間かけて聴聞し、質問もできるという唯一絶好の機会となっている。


         
     宗方地区参加者   野々江・浦戸地区参加者   口総地区参加者
コメント (1)
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