正像末和讃の一首
来る5/21(土)午前10時より親鸞聖人ご誕生法座を営みます。今年は久々にご正当に開催することになりました。
講師は松山市中島教圓寺様の山田一道先生がお越しくださいます。山田一道先生はギターリストでもあられます。ギターを弾きな
がらのご法話楽しみにしております。
12時からの会食時にはいろいろと演し物があるようです。みんなでお祝いいたしましょう。お誕生のお祝いは「いのち」との
出遇いの慶びです。
誘い合わせてお参り下さいますように。
画像は親鸞聖人が75、6才の頃に『浄土和讃』百八首、『高僧和讃』百十七首を作成され、85才の2月9日の夜夢告によっ
て『正像末和讃』三十四首が制作されていますが、この画像はその9首目の和讃のご真筆です。
末法五濁(まっぽうごじょく)ノヨトナリテ
釋迦の遺教(ゆいきょう、ノコレルミノリ)カクレシム
弥陀ノ悲願ハヒロマリテ
念仏往生トゲヤスシ
聖人のご一生涯で恐らく筆を持たれない日はなかったのではないかと私は伺います。お聖教の書写や著述は最晩年の90才頃ま
で続けられていますから聖人の気力、精神力、構成力、記憶力、そして筆力など全ての力が集中し続けられていることにただ、感
嘆し、ようこそとお礼申させていただくしかありません。 和南