万福寺 大三島のつれづれ

瀬戸内・大三島 万福寺の日記です。
大三島の自然の移ろいと日々の島での生活を綴ります。

品川駅

2009年06月16日 | Weblog
帰りは新幹線駅となった品川駅から乗車しました。白金からこの駅は至近です。
東京はどこへ行っても人が多いですね、
 3時間40分で福山駅に着いてしまう早さは人間にとって本当に良いことなのかどうか実際分りません。確かに便利ではありますけれど、一寸考え込んでしまいます。
 午後10時頃帰山いたしました。いささか疲れはしましたが、心は充足感がありました。
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襖絵の前で

2009年06月16日 | Weblog
このように4枚に描かれていますが、本堂では2枚づつ左右に約3間離れてはめられるのです。ですからこのように4枚続きで観賞できることは余りないかもしれません。
 中島画伯とご一緒に写りました。画伯は心の温い、気取らない方です。

 襖絵の開闢の式を行わねばなりませんが、画伯ともご都合をお聞きいたしましたが、本年の11月から12月頃がいいのではないかと思っておりますが、まだ決定していません。その折は皆さまにご案内を致しますのでお参りください。中島画伯ご夫妻もお越しくださり、作品について親しくお話下さると思います。
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襖絵に遇う

2009年06月16日 | Weblog
アトリエを興味深く見せて頂いている内に作業員の方たちによって襖絵が包みから出されて壁に立てかけられました。
 醍醐の枝垂れ桜が4枚の金張り襖にダイナミックに描かれていました。ウットリと言葉を失いました。
 4月2日に京都醍醐へ行かれてスケッチされたとのこと、丁度満開で時の経つのも忘れて一日スケッチをされたとのことです。
 そのスケッチを襖に下ろして一気果敢に絵筆を動かし続けられたとのことです。奥様が申されますのに「こんなにスームースに、スーッと完成した作品も珍しいです」と仰っておられました。本当に有難く胸がジーンとしました。
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世界の玩具 Ⅱ

2009年06月16日 | Weblog
鳥をかたどった玩具、民具も沢山おかれていました。
 ふと、何十年も前に観た「インド展」の展示物の中に土で捻る作られた鳩や牛や鹿などの古代の玩具を想い出しました。
 人の子は玩具によって心と頭脳が健全に成長するものなのですね、中島画伯のアトリエで人間の原点に出会ったように感じました。また、そのことを懐かしく思念させてもらいました。
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世界の玩具Ⅰ

2009年06月16日 | Weblog
 中島画伯の一連の作品に玩具シリーズがあります。カトレヤとか百合とかの花に様々な素朴な玩具が描かれている作品です。それらの玩具たちがアトリエの棚の最上部にピッシリと置かれていました。取材に訪れた国々の民俗玩具が面白くいつの間にかこんなに沢山になりましたとのこと、温かく、ほのぼのと土と時の流れの匂いがするように感じられます。
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中島千波画伯アトリエ

2009年06月16日 | Weblog
中島画伯のアトリエは港区白金にあります。学芸員時代に何度か足を運んでいる若院の案内で難なくうかがうことが出来ました。有難し。
 温かくわれわれをお迎え下さり、早速画伯のアトリエにご案内くださいました。
 絵の具棚に夥しい絵の具のビンが並んでいます。
 作品製作中、葛藤、思索をくり返し、ある時は時空を超えるであろう聖域に足を踏み入れさせていただきました。
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東京へ

2009年06月16日 | Weblog
 一昨年本堂両余間の襖へ絵の製作をお願いしておりました、東京芸大の中島千波画伯より先日、完成した旨のお電話をいただきました。予想より随分早い完成に驚くとともに夢のように思っていたことの実現に喜びを噛みしめました。
 早速京都に居る若院に連絡を取りますと、6/15に梱包して発送と云うことになりました。
 午前6時に寺を立ち福山から「のぞみ」で上京いたしました。東京は7、8年振りになるでしょうか、赤レンガ造りの東京ステンションは今大修復中で全容は見れませんでした。
 若院と待ち合わせていましたが、彼は八重洲口の方に居て出会うのがなかなかのことになりました。でかい駅です。

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