フウラン マンポウ(漫歩)・風蘭と友達、旅と花

カメラ大好き人間の拘りの画像の発信集。

落花生 -(T-1)、受粉は?

2008年08月13日 | 落花生
  受粉はどのように?。 

疑問があった。
受粉が何時どのように行われるのか調べてみた。 

花が咲いても花粉が見当たらない。
我がデジカメでは倍率が小さ過ぎて拡大しても花粉が見えない。
30倍~50倍程の実体顕微鏡が必要か。

★、まずは花粉が何処にあるのか調べてみた。
↓ 完全開花の状態と、開花途中の状態。
 
  この時雌しべは内弁の間から外弁に向かって
  顔を出す。
この辺りに花粉がありそうなのだが見当たらない。
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↓ 花粉が見えない。
  仕方なく内弁を削除した。
  次に雌しべも取り除いたが。
花粉の確認は出来なかった。
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虫さん達も見当たらない。
だが、花が咲けばホボ確実に実が出来る。 不思議だ。

今度は。
★、蕾みの時点で花粉の有る花弁を除去し、
       雌しべだけで育ててみた。


通常、開花し花粉が成熟されれば受粉する。  花粉の成熟前の
蕾みの時期に、雌しべのみを残し、花粉らしきモノは全て除去する。
他の花粉が飛んで来て付着しないように袋を掛け防御する。

要は、受粉し受精しなければ子房柄の肥大伸長は無いので、それの
有無で確認できるのでは、と思った。

★、結果は、テストは失敗した。 子房柄がドンドン伸長した。
  では、花粉は何処に、 受粉は何時?等、解らなかった。
  久しぶりにドジッタ、 イヤ・・最近は度々ドジル。
  疑問は残った。 

解った事は。
一般的には、花が咲いてから受粉すると云う花類と少々異なり。
蕾みの時点で受粉能力がある。(削除作業中に受粉させてしまったと
考えたなら)
又は、蕾みの時点ですでに受粉が終わっている。
どちらかだ。

↓ 早朝4時半、まだ薄暗かった。 花はまだ開いてない。 照明が必要
  なのでもっと明るくなるまで待った。 
  やや見えるようになったので作業開始した。
  サンプルをA・Bと2箇所作って観察した。
  
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ちなみに、他の花達の様子。
  他の花達は、30分ほど待つと花弁が大きくなり2倍くらいに
  膨らんだ、その後。
  6時過ぎ頃より一斉に花弁が開き始めた。
  10分ぐらいで開ききる。

↓ 花粉が生成されそうな部分を花弁ごと削除した。
  残ったのは雌しべと萼片のみ。
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↓ A・Bとも子房柄が伸びてきた、受精した証拠だ。
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↓ 次はこの蕾み膨らむの時点でテストをする必要があるが。

  トライしてみたが指が大きくて作業が出来ない。
  ピンセットの先が小刻みに震えて対象物が見えない、掴めない。
  ヤーメタ。
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最近夏バテだ、元気が出ない。 続ける根気がない。
これで落花生観察は当分休止する。


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