井沢満ブログ

後進に伝えたい技術論もないわけではなく、「井沢満の脚本講座」をたまに、後はのんびりよしなしごとを綴って行きます。

我が内なる神

2017年07月11日 | 高次元のお話

ジャスムヒーンさんのセミナーに土曜日から出始めて、
今日が最終日の4日目です。

素地がある分野のお話であるせいか、英語は7割がたはそのまま理解でき、
その上に通訳さんの念押しがあるという形で学びの多い数日間です。

ジャスムヒーンさんは、食物なしで20年間ほど暮らしている方ですが
華やかで美しい、そしていきいきとした女性でエネルギーは17歳のように感じます。還暦は過ぎていらっしゃると思いますが。

講義はユーモアと茶目っ気が交えてなされ、演劇性に優れていて表情豊かな講義です。
私など2時間、喋り続けると喉がカラカラになるのですが、ジャスムヒーンさんは
数時間立ったまま動き回りながら喋り続けます。

こんな闊達な講義が出来るようになりたいものだ、とその観点からも学んでいます。

たまに会うお孫さんが、「おばあちゃんもこれ食べて」と口に突っ込んでくれるものは(付き合いで)食べなくもないけれど、そしてそれを美味しいと思うけど・・・という柔軟さでの不食です。

楽しみのために食べるのであって、必要があって食べるのではない、と
これは受講の人たち限定の言葉であり、一般に向けての要請ではありません。

一般が実行できるとするなら、「自分の拳大以上のものは食べない」。

ハンバーガー一つですでに「はみ出る」わけなので、一気には行かないと
思いますが、健康と若さの維持のため、そのラインにわずかでも近づくよう
心がければいいと思います。

プラーナ(気、chi)を必要な栄養素とビタミン、ミネラルに変換する技術を
持たない人は、その握りこぶし大の食物の中で、納得できるバランスで
食すればよろしいでしょう。

ただ食の快楽を捨てる気がない、というならそれもまた選択です。

食物の話題はこれくらいに・・・・

ジャスムヒーンさんは、DOWという言葉を著書でしきりに使われます。

divine one within・・・・・我が内なる神聖、我が内なる神。

ささやかな霊感、というほどのレベルでもない・・・・・私の直感が
感知するセンサーでは、人はもう外側に神を求める時代は
終焉の時を迎えた、とそのように思います。

我が内なる神という言葉それ自体は昔から知っていましたが、それが
いよいよ、人々の心のなかに顕在化しつつある時代になっていると
感じます。

神道で言えばおそらく「神の分け御霊(みたま)」に通底する存在が
DOWか、と思っています。

神社にお祀りされてあるのは円鏡であり、それに対面して拝めば
鏡に映じているのはおのが姿。人は結局、自分に内在する神に
柏手を打っているのではないかと、これは私の感性で
思うことです。

皇室からは、今の流れだと祭祀は消え果てると思われます。
皇居内には祭祀に明け暮れる神官たち、巫女たちが常駐していますが、
祭祀王たる天皇親修の祭祀は、おそらくもう望めません。
何かの神業が起きて、現在の流れが変わらない限りは。

となれば、古来より天皇という祭祀王に頼って来た祈りを私達個々が
担う時代になっているのかもしれない、ということは以前にも
述べました。

以下は、10年ほど前から薄々感じていたことですが宗教と古代よりの
権威が瓦解しているようです。
人が誰か他の人にひれ伏し、崇める時代の終焉であると
感じています。

自分の内なる神と語らいつつ、自らも神への道を歩む、そんな時代が
来つつあるのかもしれません。

ひところ、劇画的に喧伝された2012年。言われていたダイナミックなことは
何も起こりませんでしたが、霊的な目で見れば劇的な変化が生じているようにも思えます。

私がそうなのですがシンクロニシティがとても多い、などその影響なのかもしれません。

あと、ジャスムヒーンさんの講義で印象的だったのが「未来世の自分」という
言葉です。私は自らの過去世の幾つかは視覚化していて、過去世の
あることはシンプルに理解していますが、未来世をいまだ実感的意味では
解っていません。

未来世について、今後探ろうと思います。

時間は一直線ではなく、幾重にも重なり合ったスパイラルであると今のところはそのように理解しています。

怪しげな話は、ここらでストップしておきます。

ということで、chiというスペルが間違っていないかどうかチェックする過程で
なぜか、こういうニュース動画にぶつかりました。

https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn?a=20170711-00000022-jnn-soci

埼玉に現れた光の正体が何なのか解りませんが、昨日セミナーの席でかなり多くの人がUFOを目撃しているという事実と合わせて興味深い映像でした。

私は超常現象の基礎的なことはさまざま経験済みなのですが、UFOについては未体験ゾーンです。

 

誤変換他、後ほど推敲致します。

では皆さん、良い1日をお過ごしください。


15 コメント

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おはようございます (若刀自)
2017-07-11 07:17:38
井沢先生

とても素敵な講義の様子が伝わってきます。決して強制せず、選択肢のある穏やかな雰囲気を感じます。
私は父方の祖母が農家だったため、種まきから収穫、出荷後までを想像しながら、美味しく食べ物をいただいております(笑)そういえば昔は夏になると水とチョコレートだけで1週間2週間過ごすことがありました。それ以外を欲さなかったのですが、体調はすこぶる良好でした。 体と対話しながらの食生活も選択肢の一つですね。思い出しました。

皆さま、本日も健やかにお過ごし下さいませ。
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時間の伸縮 (大和屋)
2017-07-11 07:31:58
井沢先生 おはようございます。

セミナーお疲れ様です。
有意義な時間を過ごされている事が、お話から伝わってまいります。
不思議な事に、本当に興味のある話を聴く時は、時間が一瞬で過ぎます。
学校の数学の授業中、時が止まっていたのはそのせいかー、と気がつき苦笑。

今日も良い一日をお過ごし下さい。
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Unknown (Unknown)
2017-07-11 09:05:36
 おはようございます。

埼玉には正体不明の光、我が家には黄金色の
青大将蛇の出没、守り神の到来?善意に解釈した
一日でした。
 東京は毎日高気温という情報ですが、私の住んる
ところは涼しい毎日です。
 どうかご自愛くださいませ。
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神の分け御霊 (なでしこ魂)
2017-07-11 11:10:12
「かがみ 」から「が 」を取ると「かみ」になる。
「鏡」から「我」を取ると「神」になる。
単なる言葉遊びでは無さそうですね!

左肩の調子、すこぶるいいです!
左肩の調子が良すぎて、右肩が張ってることに気がついた位です(笑)
なで肩で筋肉量が少なく、眼や肩に負担をかける生活をしてますが、ストレッチや運動を心がけていきたいと思います。
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おはようございます (総太郎)
2017-07-11 11:48:34
先生、皆様方、おはようございます。

皆様方の体験も興味深く拝読させて頂きました。

ジャムス・ヒーンさんのセミナー最終日、最後まで先生が良きお時間を過ごされる事を願っております(^_^)

ところで、先生がお感じになられる「宗教と古代よりの権威の瓦解」は確かに・・(~_~;)

厳しい現実ですが、皇室もその証拠と象徴かも知れませんね・・。

小生の場合、敢えて、内なる神は生身の人間であれ、歴史上の人物や御面識のない方々含め、御尊敬・敬愛する方々の良き部分や学ぶ物から見い出だしたいと最近思うようになりました。

お世辞抜きで井沢先生もそうですし、世の中には素晴らしい生き方をされ、魅力のある方々が過去も現在も多数。

皇室なら秋篠宮様もそうでしょうし、それぞれ周囲の身近な家族や友人にもそんな存在はある筈・・。

美輪さんが仰っていましたが、「真の愛は人に何かして欲しいではなく、何かしてあげたい、お力になってあげたいから生まれる」旨に頷かされた事がありました・・。

もう、私達一人一人が覚醒するしかないのかも知れませんね・・。

埼玉県の不思議な現象・・。

恐らく、科学的にメカニズムの説明はつくのでしょうが、何故、今その自然現象が発生したのか・・?
天上からの何らかの警告のようにも捉える事は出来ますね・・。

UFOで思い出すのは倉本聰先生脚本・岡本喜八監督の映画「ブルークリスマス」(昭和53年・東宝)

「シン・ゴジラ」にも大いに影響を与えた名作で、DVDの解説は庵野監督が執筆!

勝野洋さん・仲代達矢さん主演のポリティカルサスペンスで、竹下景子さんがヒロイン、小澤栄太郎さん、高橋悦史さん、岡田裕介さん、沖雅也さん、芦田伸介さん、田中邦衛さん、大谷直子さんら豪華キャストで、喜八一家のメンバーはもちろん、新国劇の重鎮・島田正吾先生に八千草薫さん、岡田英次さん、大滝秀治さん、神山繁さん、中条静夫さん、岸田森さん、中谷一郎さんら徹底した渋い重厚な顔触れ!

皇室問題にも通じるマスメディアの世論コントロールや戒厳令、国家の謀略と個人の愛も鋭く描き・・。
リベラル的な視点ではありますが、倉本先生と喜八先生の真骨頂でした。

動画サイトには予告編もございますので、是非宜しければm(__)m

「シン・ゴジラ」や「やすらぎの郷」も改めてより一層お楽しみ頂けるのではないかと思います。

余談失礼致しました。

では、先生も皆様も良き一日を(^^)
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先日はありがとうございました (痩せたい)
2017-07-11 11:57:57
私の先日のしょうもないコメントに、お忙しい中お返事ありがとうございました。
先生から頂いた御言葉を胸に、意思の弱〜い私もとうとうダイエットに踏み出し少し成果が現れた所です! ちょっと成果が出ると、どんどんやる気が出ますね。
先生の最近のブログを拝読し、思い出した事が有りますので、又お伺いしました!

不食に否定的な方もおられると思います。
10年位前になりますか、NASAがインドの仙人みたいな宗教的指導者、彼が一切の食べ物飲み物を取らない完全不食者なのですが、彼を招き徹底的に検査調査した事が有ります。
結果は本当に完全不食不飲。NASAが出した結論は(正確には結論は出なかったのですが)推論として(何かは発表しなければならないのでしょうね)、大腸に特殊な酵素を持っているのではないか、と言うものでした。更に根拠を示していない(笑)推論では、その酵素は人類の一割位には有るのではないか、との事。

そのNASAの見解を信じるとしたら、人類の10%位は不食で生きられる人がいるという事ですね。一割って結構高い確率だと思うのですが。
逆に言えば、9割の人間は完全不食だと餓死一直線となりますが(笑~~ここ大事です!

なので私は、不食は夢物語だとは全く思いません。

上記は私の拙い記憶を頼りに書いたものですので間違いがあるかもしれません。でも大筋ではこのような内容だったと記憶しています。
今、当時の記事やブログを探してみたのですが全くヒットしません汗
なので、ソースが示せません。
単なる個人の一説という事でお聞き流し下さい。m(__)m。
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しばらく考え込んでしまいました (毎日和菓子)
2017-07-11 17:21:17
人が外側に神を求める時代の終焉...
どんなに時が過ぎても、古来からずっと続いてきた日本人の天皇陛下崇拝に終わりはないと感じる部分(刻印)もあります。
でもそれは北朝鮮のようになんであれ崇拝し敬愛するのとはまったく違うのです。
見えないつながりとでもいうのか、内なる神がひとつだったのではないかと思うのです。恐らく昭和まではそうだったのではと感じます。
うまく表現ができずもどかしいのですが、平成になり内なる神の存在が同じではなくなったことでだんだんつながりも消えかかっているような...
今までは外に神を求めていたようで実はそうではなかったのかもしれないと。
日本人の皇室に対する思考の北朝鮮化と皇室の一般化でもういろいろと終焉を迎えつつある気は確かにします。
ひとつ心残りというかとてもきになるのが悠仁親王の存在です。
それまで特に皆さんがお話になる皇室の方の威厳とか聖なるオーラ?のようなものは私には感じられなかったのに、悠仁親王だけには昭和帝と同じなにか安心感とでもいうのか、日本は大丈夫という希望がわいてくる感覚があるのですよね。
本当に不思議な感覚です。


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こぶし (春一番)
2017-07-12 07:47:38
井沢先生、おはようございます。
不食ですか‥。
人間にはまだまだ秘められた可能性があるのですね。

一日の摂食が自分のこぶし大で良いのでしょうか?
こぶし大×3回では無く、1回と思って読みましたが、
姉にも教えたいので、もし良かったらお教え下さい。
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春一番さん (井沢満)
2017-07-12 11:24:32
今日アップした文章の中で、お答えしてございます。
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お返事 (井沢満)
2017-07-12 11:28:17
痩せたいさん

>不食に否定的な方もおられると思います。

否定意見がまだ、大半でしょう。
母親がブレサリアンで、子が体内にいるときから
意思疎通が出来、その子に訊いたら「自分も、ブレサリアンとして誕生する」と。
で、授乳もせず病院での検査は「無問題で成長中」。が、姑が騒ぎ立て無理やり哺乳瓶を嫌がる赤ん坊の口に突っ込んだ・・・というごときトラブルがあったそうです。


毎日和菓子さん

>でもそれは北朝鮮のようになんであれ崇拝し敬愛するのとはまったく違うのです。

昭和の御代まではそうでした。
同じ神を分かち持つことから来る、DNAへの自然な刻印がありましたが、その刻印が薄れつつあるのが平成だ、と感じています。

あなたも、そうおっしゃってますね。

天皇崇拝と北の将軍崇拝は根っこで異なる・・・・異なっていたのが昭和まででしたが、平成になってだんだん近くなっていると思われるのは、皇室尊崇が盲目的な余り現実が見えなくなっている人たち。
天皇が天皇たるゆえんを喪失すれば、それは天皇とは違う別の何者かです。

極論すれば、天皇の地位にありさえすればそれが外国人でもいいのか、反日国の男でもいいのか、ということですね。

現実の流れはそこへ近い所に向かいつつあります。あくまでも、現在の流れはということです。

>ひとつ心残りというかとてもきになるのが悠仁親王の存在です。


この方が希望の星でしたが、それが排斥の方向へ引っぱっていかれつつあります。
悠仁親王がもし無事即位なれば、今までとは全くパラダイムを異にした新皇室の誕生で、それまで祭祀が日本という内側に向かっていたものが、世界へ放射される・・・日本の良きものが、世界に伝播される・・・とこれは、私の個人的直感です。

ただ、そこまで無事にたどり着けるかどうか。

思わせぶりに秘しているわけではなく、漏らせばごく少人数に情報源が絞り込まれて私に告げてくれたお方に迷惑が及ぶので言えないのです。
だから、漠然と書き続けています。皇室は、国民が知ったら腰を抜かすほどの惨状になっているぞ、と。

これを乗り越えるためにはある良き偶発事・・・それを神風と表現したのですが・・・・起こらねば、流れは悪しき方向へと向かっています。安倍総理へのあられもないほどの偏った攻撃を含めて、危うげな峠に差し掛かっています。

この峠を無事越えて、皇統が悠仁親王殿下につながれば良い結果を迎える・・・と私も思って祈っていたのですが、内親王のお相手が問題含みの外国人ということは、将来の天皇陛下の義兄が・・・・・
ということもあり、どう物事が流れていくか見ているところです。

それとは別に・・・・時代は内なる神へと移行しつつあり、それは皇室に限らず法王であれ・・・誰か祈りの代理人に託す時代は終焉と私のインスピレーションは告げています。
既存宗教枠瓦解はもう随分前からの感覚ですが、皇室のある意味での瓦解が始まった辺りから、皇室もそこに重ねて拝見するようになっています。





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