淀キリのＰＥＡＣＥ研修に参加。

２８日（土）夕刻、淀川キリスト教病院の緩和ケア研修会ーＰＥＡＣＥプロジェクト大阪２０１６で、「がん診療医への市民からのメッセージ」のテーマで、２０分、お話をさせていただきました。４８名の医療者がご参加でした。昨年に続いて２回目です。

ＰＥＡＣＥ研修は、がん対策推進基本計画に基づき、がん診療に携わる全ての医療者が基本的な緩和ケアを理解し、知識と技術を習得するために全国的に展開しているものです。

短い時間でしたが、①吹田ホスピス市民塾の活動　②吹田在宅ケアネット　のお話の後、③医療者への期待、をお話いたしました。

吹田市役所での「吹田がん情報コーナー」の１２０の事例から３つを紹介して、「医療者と患者のコミュニケーションの大切さを訴えました。

この研修は、２日間で１４Ｈの大変ハードなもので、そのなかで医療者の皆さまがご熱心にお聞きいただき、とても嬉しく感じました。

私が最も強く訴えたのは、「医療者は、患者に話したから分かったはず」ではなく、「患者に伝わって初めて話したこと」になる、ということでした。
医療者の皆さまが大変ご多忙であることは承知しながらも、患者の幸せのために工夫と努力をお願いしました。　　　（ＫＯ）