大阪・使命!の招き猫

上昇・常勝への道のりを探る。

市況概況

2008年03月21日 | 商品相場
今晩は。本日の市況概況です



【金市況】
金・銀は、ストップ安。ニューヨーク急落を引き継いで金・銀ともに値幅制限のない当限を除いて終日ストップ安に張り付き、銀は期中10月限を除いて600円の大台を割り込んだ。また先限は金・銀ともに一代安値を更新し、先限ベースでは金が1月22日、銀は2月18日以来の安値をつけた。

 前営業日比は、金標準が202~150円安、銀が79.8~40.0円安。

 推定出来高は、金が4226枚、銀が144枚。


【ロコ・ロンドン(ドル建て現物相場)】
金のドル建て現物相場は、ニューヨーク市場の急落が早朝に909ドル台で一服し、東工取開始前までこう着した。東工取開始後は欧米市場の休場で閑散となる中、玉次第の動きとなり、910~920ドルの広いレンジで値が飛ぶ展開となった。








【白金市況】
 プラチナ系貴金属(PGM)は、ストップ安。ニューヨーク急落を引き継いでプラチナ・パラジウムとも値幅制限のない当限とプラチナの期近6月限を除いて終日ストップ安に張り付き、プラチナの全限月が6000円の大台を割り込んだ。また先限はプラチナ・パラジウムとも一代安値を更新し、先限ベースでプラチナが2月6日以来、パラジウムは2月1日以来の安値をつけた。

 前営業日比は、プラチナが311~300円安、パラジウムが114~100円安。
 推定出来高は、プラチナが2357枚、パラジウムが952枚。

    
【ロコ・チューリッヒ(ドル建て現物相場)】
プラチナは、朝方の1851.50ドルからほぼ終日小動きとなった。東京プラチナがストップ安に張り付いたことに加え、今夜の欧米市場が休場となることから様子見となったもよう。









【石油市況】
 東京石油市場は急反落。為替は99円台半ばと場中に円安に振れたものの、国内の祝日中にニューヨーク原油が2営業日で大幅続落となったことで、大きく崩れる展開となった。ガソリン、灯油は期先2本、原油は期近を除く5本がストップ安で引けた。
 一方、ガソリン期近4月限は下げ幅が抑えられて、唯一3ケタ安に収まった。4月からの暫定税率撤廃問題の不透明感で、売り込みにくくなっている。

 前営業日比は、ガソリンが2700~660円安。灯油が2700~1780円安。
原油が2700~1080円安。

 推定出来高はガソリンが1万1428枚、灯油が4384枚、原油が3114枚。
     






【大豆市況】
 東京大豆は、急落。後場も軒並み拡大ストップ安に張り付いたままだった。21日はシカゴ夜間取引が休場のため、手掛かり材料に乏しく、20日までのシカゴの連続ストップ安を悲観する地合いから抜け出せなかった。

 前日比は、Non大豆が軒並み3000円安、一般大豆は軒並み2100円安。

   
【週明けシカゴ大豆の一段安懸念と円高再燃の可能性を悲観し売り一色】
 後場は、前場に続き全限がストップ安に張り付いたまま値動きがなかった。シカゴ大豆がストップ安に張り付いて引けたため、週明けに1月安値支持(期近5月限は1207セント)を下抜く可能性があることや、円の高値修正が1ドル=100円で支持され、再び90円台前半を指向するのではないかとの不安も払しょくできないことから、買いはほぼバイカイに限られた。


 関西米国産大豆は、期中までは変わらずも期先2本がストップ安を含む急落。前営業日比は、1200円安~変わらず。

   
【信用収縮不安に下値の目安付かずとの声も】
 取引員系アナリストは「ベア・スターンズ証券が実質破綻し、米国経済は10年前の日本のような金融危機の再現となることが懸念されている。商品市場でも3月に入っての急落でヘッジファンドや大手取引員の資金繰り難が話題となっている。金や原油のチャートはまだそれほど悪化していないが、2月までのインフレ期待はこの信用収縮不安にかき消されており、下値の目安が付かない状況だ」としていた。
   
【シカゴ大豆夜間取引=祝日休場】
 夜間取引は、グッドフライデーの祝日により休場。








【コーヒー市況】
 東京コーヒーは大幅続落。為替が1ドル=99円台で円安に振れたものの、国内の祝日中の2営業日で海外市場がニューヨーク、ロンドンともに大幅続落となったことに圧迫された。前場には一時ストップ安を外れる場面もあったが、後場はほぼ張り付きとなり、アラビカ、ロブスタともに軒並みストップ安で引けた。アラビカは全限月、ロブスタは先限が一代安値を更新したなお、今日もアラビカ、ロブスタともに値幅制限が1200円に拡大されている。 
 大引けの前営業日比は、アラビカが全限月が1200円安。ロブスタも約定していない11月限を除き、全限月が1200円安。コーヒー指数は全限月が変わらず。
 推定出来高は、アラビカが1454枚。ロブスタは16枚。


【レンジ下限を割り込みさらに大きく下がる公算も】
 内外ともにさらに大幅続落となった。東京アラビカは一時ストップ安をはずれる場面もあったものの、全限月ストップ安で前引けすると、後場に入ってからもそのまま張り付く展開となった。鮮明な順ザヤ傾向が続いていることや、2月に入ってから高騰するまで推移していたレンジの下限である2万2000円前後の水準を割り込んできたことから先安観が強まっている。

 こうしたなか、「しばらくレンジ内での推移が続いてから上限を超えて高騰した後、急反落して以前のレンジ内の水準に戻ると、今度は下げ圧力が強まっ下限を割り込んで大きく下がる傾向がある」(取引員ディーリング部)との指摘が出ていた。

 
【ロブスタは逆ザヤが変化してくる可能性も】
 一方、ロブスタについてはアラビカとは対照的に逆ザヤが続いているのは好感できるが、ロンドンでベトナム産地筋が売ってきたのが気になるところだ。先安観を強めてさらに売り込んでくるようだと期近限月に下げ圧力が強まり、逆ザヤが変化してくる可能性もありそうだ。







【株式市況】
 日経平均は大幅続伸。大引けは前営業日比222円13銭高の1万2482円57銭となった。米連邦住宅公社監督局(OFHEO)が連邦住宅抵当公社(ファニーメイ)と連邦住宅貸付抵当公社(フレディマック)に対する資本規制を緩和したことを受け、信用収縮懸念が後退するなか、日経平均は1万2500円の節目に接近したが、1万2500円の節目を上抜くには至らなかった。

               
 東証1部の売買代金は概算で1兆9824億円、売買高は18億2062万株。

 東証1部騰落数は値上がり1449銘柄、値下がり220銘柄、変わらずは54銘
柄。
       
東証1部の値上がり率の上位3社は、 鬼怒川ゴム工業、 ダイエー、トップカルチャー。

 東証1部の値下がり率の上位3社は、飛島建設、すてきナイスグループ、三井鉱山。



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