二輪品質評価

　この前の水曜日（１３日）に栃木県の公正取引協議会に加盟しているオートバイ店の「二輪品質評価者講習会」が有りました。私のところも協議会に加盟しているので参加してきました。「二輪品質評価」というのは中古車の品質（程度）をエンジン、足回り、電装、車体、外装、それぞれの項目従ってチェックし点数をつけて数値化するものです。中古車を販売するときに表示したり、下取りをするときの価格の算出のベースに使います。中古車を購入するとき安心して購入してもらうための判断材料にしてもらうものです。

　その中で中古車の状態を示す上で大事なものといえば走行距離です。しかしメーターが交換されてしまうと正しい走行距離が分らなくなってしまいますね。でもメーターは故障することがあるし、オートバイの場合転倒して破損ということも有ります。またカスタムで小型のメーターに交換するときもあります。

　そのように交換すること自体は問題ありません。ただし公正取引協議会に加盟しているオートバイ店が交換した場合はそれを表示しなければいけません。また交換されていることが判明したときも同様に表示しなければなりません。

　その時は写真のようなシールがステアリングヘッド付近に貼られます。このシールを目にすことがあるかもしれませんが、中古車の表示がより適正にするひとつの手法です。