2023年3月25日(土)~6月11日(日)の期間で開催中の
JR目黒駅から歩いて5分の
目黒区下目黒1丁目8−1のホテル雅叙園東京「百段階段」の
大正ロマン×百段階段~文豪が誘うノスタルジックの世界~
に来ているmandakazuです。
昨日に引き続いて、「草丘の間」です。
明るく開放的な空間に長居をしてしまいます。
〇太宰 治 + 紗久楽 さわ『葉桜と魔笛』:草丘の間

こちらの『葉桜と魔笛』のあらすじは
姉と病弱な妹、M・Tという男性が主な登場人物です。


妹は18歳で余命が幾ばくも無い病弱な身なのですが、
姉はそんな妹にM・Tという男性と密かに文通をしていることを知ります。

しかし、M・Tという男性は妹が病気を理由に捨てられたことを
姉は手紙を盗み見て知ってしまいます。

M・Tの非情さとそれを不憫に思った姉は妹のために
M・Tに成り代わって手紙を書くのです。

その手紙にはやさしい言葉と、
「毎日、あなたのために毎日6時に口笛を吹いてあげます」と。

しかし、M・Tの手紙は実は妹が寂しさを紛らわすために
妹が自分で書いた自作自演の手紙だったことを打ち明けます。
そして、妹は「死ぬなんていやだ」と告げたとき、
かすかに鳴る口笛の音が聞こえるでした。

その3日後、余命よりも早く妹は静かにこの世を去るのでした。

カメラ:SONY Cyber-shot DSC-RX100M6
JR目黒駅から歩いて5分の
目黒区下目黒1丁目8−1のホテル雅叙園東京「百段階段」の
大正ロマン×百段階段~文豪が誘うノスタルジックの世界~
に来ているmandakazuです。
昨日に引き続いて、「草丘の間」です。
明るく開放的な空間に長居をしてしまいます。
〇太宰 治 + 紗久楽 さわ『葉桜と魔笛』:草丘の間

こちらの『葉桜と魔笛』のあらすじは
姉と病弱な妹、M・Tという男性が主な登場人物です。


妹は18歳で余命が幾ばくも無い病弱な身なのですが、
姉はそんな妹にM・Tという男性と密かに文通をしていることを知ります。

しかし、M・Tという男性は妹が病気を理由に捨てられたことを
姉は手紙を盗み見て知ってしまいます。

M・Tの非情さとそれを不憫に思った姉は妹のために
M・Tに成り代わって手紙を書くのです。

その手紙にはやさしい言葉と、
「毎日、あなたのために毎日6時に口笛を吹いてあげます」と。

しかし、M・Tの手紙は実は妹が寂しさを紛らわすために
妹が自分で書いた自作自演の手紙だったことを打ち明けます。
そして、妹は「死ぬなんていやだ」と告げたとき、
かすかに鳴る口笛の音が聞こえるでした。

その3日後、余命よりも早く妹は静かにこの世を去るのでした。

カメラ:SONY Cyber-shot DSC-RX100M6
太宰は暗いですね。
心を病んでいたのかもしれませんね。
ハマる人はすごくハマるみたいですけど、私は苦手です。
「草丘の間」は、好きです。
違い棚や調度品、鶏?のステンドグラスも素敵です。
ガラスペンと羽毛の刷毛、切子細工のは文鎮でしょうか。
障子と振り子時計も、いいですね。
まさか太宰治にこのような
「奇跡が舞い降りたいい話」があるとは
思いませんでした。
それにしても、小説の中の小道具、
便箋や手紙、柱にかけられた6時の時計に
男性のシルエット。
これはじっくり時間をかけて
小説を理解してから、イラストと会場を
見た方が絶対に楽しめるイベントだと
感じました。