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堺市長選、現職勝利で維新破れる

2013年09月29日 | Weblog
任期満了に伴う堺市長選は29日投開票され、無所属現職の竹山修身氏(63)=自民支持、民主推薦=が、地域政党「大阪維新の会」公認の新人で元堺市議の西林克敏氏(43)を破り、再選を確実にした。最大の争点だった「大阪都」構想への堺市の参加の是非については「ノー」が突き付けられた形だ。維新の公認候補が政令市以上の首長選で敗れるのは初めて。投票率は50.69%と、前回(43.93%)を上回った。
 維新にとっては、党設立のきっかけとなった政策を地元大阪で否定されたことになり、日本維新の会の国政での影響力や、同党共同代表の橋下徹大阪市長の求心力低下につながるのは必至だ。また、来秋に予定される大阪市での住民投票にも影響が出るとみられる。
 橋下氏は同日夜、松井一郎大阪府知事(日本維新幹事長)と共に、堺市内で記者会見し、「都構想で堺がなくなるわけではないと伝えることが、正直不足していた」と述べた。また、敗北の責任を取って、自身と松井氏が、日本維新、大阪維新の役職を辞する考えはないことを明らかにした。
 都構想による堺市の特別区への分割に反対する竹山氏は「堺は一つ。堺はなくさない」と主張。今年2月に早々に出馬を表明して以来、駅前での演説や市民向けのミニ集会などを重ね、支持拡大を図った。選挙戦では自民、民主両党に加え、共産党、社民党の自主的な支援も受けて、幅広い層に浸透した。
 一方、西林氏は「今こそ堺で大改革をしなければならない。(府と政令市を統合し)ワン大阪で堺を元気にしていく」と強調。橋下氏が連日堺入りして支持を呼び掛けたほか、所属の国会議員や府内選出の地方議員を総動員して臨んだが、及ばなかった(2013/09/29 時事通信配信より引用)。


全国的にはどうかは知らへんけど、関西では、結構、大きなニュース。少なくとも、大阪では強かった維新が、大阪府内の堺市で負けたんは、なかなかインパクトがあるやろねぇ。

しかも、前回より投票率が上がったんやから、維新の完敗になるんやろう。

でもまぁ、致し方ない気もする。前回の堺市長選からこの方、維新が堺市について、あるいは、堺市を含めた構想について、熱意を持って政策を語ってた素振りは見えへんからなぁ。

まぁ、確かに僕は堺市民と違うから、ひょっとしたら、堺市政について、現地では常日頃から色々と発言してたんか知らへんけど、それでも、維新の政策についてマスコミ等で触れる機会は多いはずの関西に住んでても、とんと聞いたことがなかったんは、少なくとも大阪市政や府政に比べて、熱意は少なかったんとちゃうかなぁ。

本気で都構想をやりたいんやったら、もっと綿密に計画を立てて、あらゆる方面に全力を尽くさな、やっぱり、多くの人からの支持は得られへんと思うなぁ。

丁寧な説明よりも、相手の批判に終始する手法から、ボチボチ卒業しはる方が、本人の今後のためにもエーと思うけどね。

いい薬になるのか、自分を認めない者は馬鹿扱いにしてすますのか、今後の展開は見ておきたいな。
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