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私が最近見た映画 ※ネタバレあり

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犬神家の一族 #172

2005-01-11 | あ行の映画
1976年 日本 146分 角川映画第1作目 横溝正史作品

犬神製薬を一代で作り上げた犬神佐兵衛(三國連太郎)が死んだ。その莫大な遺産の相続の行方は遺言状に記されている。戦争で負傷した佐清の帰りを待ち、一族は集合する。
一族は以下の通り。佐兵衛は妻を持たぬが、腹違いの娘が3人、それぞれに男児がいる。
長女松子(高峰三枝子)とその子供・佐清(あおい輝彦)
次女竹子と夫寅之助、その子供・佐武(地井武男)&小夜子
三女梅子(草笛光子)と夫幸吉(小林昭二)、その子供・佐智
佐兵衛の恩人・野々宮大式の孫娘、珠世(島田陽子)
猿蔵・・珠世のボディガードを佐兵衛に言い渡されている使用人。

一見普通の人たちである。しかし帰ってきた佐清は戦争で負傷した傷を黒頭巾と白いマスクで隠した怪しげな出で立ちであった。本物の佐清なのか疑う人々の中、遺言状が公開される。そこには珠世の名前が・・。珠世が3人の孫のうち誰かと結婚すればほとんどの遺産を手にすることができる。珠世に遺産を持っていかれると娘たちは気が気でない。そんな中、殺された佐武が生首となって見つかる。

犯人探しという点では中盤まで混迷を極める。珠世の線もあるという金田一だが、警察署長が珠世&猿蔵と断定するんで、あ、これは無いな、と読む。加藤武さんの推理は外れるのがお約束ですから(笑)佐清は言葉を発さず、相変わらず怪しいし、謎の軍服男も登場、謎は深まるばかり。

そして金田一は犬神家の娘たちの過去の怨念を突き止める・・・。

犬神家という家を舞台に繰り広げられるミステリー。遺産に繋ぎとめられた彼らは事実上の閉鎖空間で繰り広げられるドラマの登場人物である。屋敷の中がドロドロしているだけに、ちょっと離れた金田一の宿泊する那須ホテルの女中・坂口良子の存在は一服の清涼剤となっている。

それにしても庭の菊人形不気味~!不気味といえば佐清の白マスクは良くできてると思った。

角川映画の記念すべき第一作目。この作品の出来栄えが良かったからこそ、その後の角川があると言っても過言ではないでしょう(いろいろありましたけど)

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5 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
スケキヨ (Jun)
2005-01-12 01:07:32
こんばんは。この映画はBS等で何回か見ました。

「お母さん、スケキヨです」がちょっと流行りました。



お笑いのアンタッチャブル、山崎のように「どもー!スケキヨです!」

みたいに元気なスケキヨを想像しては妄想笑いです。



珠世役の島田陽子さんが可憐でしたね!

最近では加藤あいさんが彼女の役をやってましたが、なかなか良かったです。



Unknown (映画のせかいマスター)
2005-01-12 08:21:16
Junさんコメントありがとうございます。加藤あいと島田陽子、なんとなく似てるかも。松坂慶子にも似てましたが。

そうそう、スケキヨはいじりやすい名キャラでした。インディーのプロレスラーに介清&輔清&助清って3人同じ覆面のレスラーがいました。高峰三枝子も光ってましたね。
Unknown (イエローストーン)
2006-09-30 10:28:56
ほんとにいい出来の作品ですよね。

独特の雰囲気もありますし。

再度市川+石坂でのリメイクが楽しみです。
Unknown (映画のせかいマスター)
2006-09-30 12:52:26
イエローストーンさん。コメントTBありがとうございました。

横溝作品は何度でもリメイクされますねえ。この映画は話題&人気作ですね。10月は日本映画チャンネルでも放送されるんで楽しみです。

私もちょくちょく寄らせていただきますね~
Unknown (奈緒子と次郎)
2006-12-27 15:07:01
角川映画第1作目だったんですね!
原作は読んだことないのですが、
きっと雰囲気を上手くだしているんだろうなぁって思います。
今となっては、
横溝の雰囲気=76年版犬神家の雰囲気って感じですもんね。

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