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私が最近見た映画 ※ネタバレあり

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女王蜂(毒蛇島奇談女王蜂) #97

2004-11-22 | さ行の映画
1952年 日本 90分

20年前の昭和7年の回想シーンから物語は始まる。伊豆に浮かぶ島・月琴島の豪族大道寺家の娘琴絵は東京から植物採集に来た大学生日下部と恋に落ちる。数ヶ月経ち、再び島に渡った日下部が聞かされたのは琴絵の妊娠だった。しかしその日の夜、密室となった部屋で日下部は死体で発見される。横には刀を持ち倒れている琴絵の姿があった。目を覚ました琴絵には記憶が無く、大道寺は日下部を海に投げ捨て事件を隠蔽する。琴絵は日下部の親友速水と結婚するが、娘智子を産み落とした後、日下部と同じ海に身を投げる。
それから20年、母親そっくりに美しく育った智子は婚約者の沢村と共に月琴島を訪れるが、そこで待ち受けていたのは20年前の惨劇の続きであった。

・・・・

金田一耕介シリーズなのであるが、ぼさぼさ頭ではない。髪はきっちり分けて正装し、探偵事務所を構えていて部下もいる。蝶々失踪事件の由利探偵と同じ岡譲二が演じる金田一は変装の名人でもある。犯人に狙撃されるシーンがあるが、銃声が鳴ってなんだ?と振り向いたら撃たれてた、ってちょっと滞空時間長すぎのピストルだ(笑)断崖から海に落ちたら普通は怪我の一つもしそうだけど・・。

というのはおいといて、横溝作品によく出てくるなぞの婆さんが登場、今回も主人公たちに、「あの女は女王蜂だ、気をつけろ」と不気味にかつ派手に警告する。20年経っても同じ外見同じ発言だった。
また顔に傷のある使用人の男も事件に花を添えるが、彼の執念は実現せず物語とは無関係に死んでいき、残念!そして犯人は20年前の惨事を知るものか??1952年の金田一耕介の世界を堪能できる一作。

ちなみに女王蜂と交尾した雄蜂は死んでいくらしい。
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